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#14 ページ16

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ドアを開けると眩しい光が指してくる




その先には会いたかった君がいた




外を眺めていたのか、俺に気づくとゆっくりこちらに目線を向けた




表情は






笑っていた




幸せそうに





「大ちゃん…大丈夫なの起きて?」




『いのちゃん、?』




こてんと首を傾げて俺を見つめている"はず"の大ちゃんに近づく




先生が言うにはもうほとんど目が見えない状態らしい


その証拠に大ちゃんの目は少し曇っている様に白くなっていた




俺は少し大ちゃんから離れて話す



「大ちゃん、俺が誰だか分かる?」



そう言ったら君は"いのちゃんでしょ?何言ってんの"って笑った



「俺と一緒にカフェ行ったのも覚えてる?俺と一昨日行ったんだよ??」




『いのちゃん、どうしたの?覚えてるよ俺…』









.









「ねぇ大ちゃん、俺が見えてる?」









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食い気味にそう聞いた





そういった瞬間





大ちゃんの目が少し







ほんの少し動いた気がした






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有愛(プロフ) - もねしゃんさん» ありがとうございます!なんとか完結させたいと思いますので応援のほどお願いします!! (2017年9月3日 17時) (レス) id: 02a1172403 (このIDを非表示/違反報告)
もねしゃん - 見させていただきました!!すんごい感動しました。いのあり大好きだしズッコケ大好きなんで最高です。更新、頑張って下さい。楽しみにしてます!! (2017年3月18日 9時) (レス) id: 69756c28e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有愛 | 作成日時:2017年3月11日 11時

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