キミの目に映る僕 (ページ36)

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朝ページ36

翌朝目が覚めると隣で眠ってるヌナを見て
あ、昨日のは夢じゃなかったんだなって
裸で横たわる彼女の胸元にはちゃんと僕の印が残ってる

じわじわと実感が湧いてきて

昨日の可愛かったヌナの姿を思い出すと
また……ムズムズと反応を………

昨日の今日だし、、、
鎮まれよっ！！俺っ！！！

『………んっ、、、』

「おはようございます」

目が合ったと思ったら

『ひゃっ！！！！』

っと目を丸くして飛び起きたヌナ………

「んふふふ。朝からめちゃくちゃいい眺めです」

『きゃぁぁぁぁーーっ！！！』

シーツを手繰り寄せて露になった素肌を凄い勢いで隠す………そんな恥ずかしがらなくていいのに
昨日全部見せあったでしょ？？

でも、そんなヌナが凄く可愛い

仕事してる姿ばかり見てて
昨日のあの……僕の腕の中のヌナ………
ギャップが堪らなく可愛かった

ヌナはあんな風になるのか………

こんな風に朝を迎えられて今日は凄く幸せで

でも、残念ながらもう帰らなきゃ………

「ヌナ、昨日は泊まる予定じゃなかったんですけど……
ヌナがあまりにも可愛くて離れられませんでした。
お陰で朝からもっと可愛いヌナの寝顔も見れましたし……
見てたらまた、、、その、、、シタくなったんですけど宿舎に戻らなきゃ行けない時間なので我慢します………』

チュッとヌナの唇にキスをすると脱ぎ捨ててた洋服を拾って着替える

ヌナも着替えを済ますと玄関まで見送りに来てくれて

『あの、、、もう、、、外明るくなってるから…』

ヌナはクローゼットから深めのバケツハットを被らせてくれてマスクを渡してくれた

「あっ！！ありがとうっ！！」

『返さなくて大丈夫だからっ。気を付けて……帰ってね。』

顔が隠れるようにして貰って僕はヌナの家を後にした。

あぁ、こんな幸せな朝は久し振りだ……
目に映る世界がこんなにもキラキラして見えるなんて

単純かもしれないけど

自分を受け入れてもらった事への喜びがどうしても隠しきれず
マスクの中の口元はずっと緩々だった