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自宅 ページ31
『え………あぁ、、、時間は大丈夫だけど…
あたしの家ここから本当近いから…』
2軒目のお誘いをしたらヌナがそんな事言うからテンション上がってしまって
身を乗り出して喜んでしまった
ヌナの写真を見たいのは本音だけど
ヌナがどんな所で生活してるのかも興味あったし
自宅に来ていいと言われてるのが嬉しすぎて
もしかして、、、付き合ってもいいと言う流れになるかも？
好きって言ったくせに
何故付き合うのはダメなのかどんなに考えても分からなかったし
ちょっとは考えが変わってきた？
やっぱりご飯に誘って良かった！
なんか一気に距離が縮まったんじゃない？？
ヌナのマンションは歩いて10分位の所にあって
部屋のドアの前に立った瞬間、急に入っていいのかな？って
このドア開けたら
僕、色々我慢出来るかな？って
ヌナは……どんなつもりで家に上げてくれるつもりかな？
色々な葛藤がごちゃ混ぜになってるとヌナが玄関のドアを開けて
入らないの？っと不思議な顔してこっちを見てる
玄関へ一歩足を踏み入れてヌナの腕を掴む
「ヌナ………僕も一応男ですからね。それ、分かって上げてくれます？」
ヌナがどんな気持ちで家に呼んでくれたのか……
勿論、純粋にカメラの話をしてくれるだけでも充分嬉しいんだけど
これで少しでも男として意識して部屋に上げてくれるなら………っていう
期待半分………
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作者名：紫音 | 作成日時：2020年11月17日 18時
