勘違い you ページ30
「本当にお腹いっぱいになりました??僕ばかり食べてたみたいだけど……」
『凄く美味しかったし、お腹いっぱいです!こんないいお店初めてだったから緊張しましたけど
本当に美味しくて………
連れてきて頂いてありがとうございます。』
「ヌナが喜んでくれたなら良かった。
でも………そろそろ敬語やめません?」
『あぁ、、、つい。ごめん…ね?』
ダメっ!タメ口緊張する!!余計に緊張する!!
大人の余裕を見せるつもりが、自分には全く性に合ってないわ
「ふふふ。これから敬語使ったら罰ゲームですよww
ヌナ…この後……まだ時間あります??」
『え………あぁ、、、時間は大丈夫だけど…
あたしの家ここから本当近いから…』
そろそろ帰ります。と言いかけた時
「え??いいんですか??」
ん????
「わぁ!!ヌナの家っ………」
はい????
え?何言ってるの?この子???っと思ってたら
「ヌナっ!!!ヌナの家にはヌナが今まで撮った作品……沢山ありますよね??
僕、凄い写真興味あってカメラは買ったんですけど何をどう撮ったらいいのか悩んでて………」
うん。凄く勘違いしてるみたいだけど
めっちゃ目をキラキラさせてこっち見るのね……
え、、、ウチに来る感じ???
待って、あたしが家に誘った感じになってるの?
『まぁ、写真は沢山あるけど……あまりポジにはしてないからPCにデータが………
え?ウチに来る………感じ?』
「ダメですか???」
仔犬のように目をキラキラさせてこの至近距離で見つめられてNOと言える女子がこの世にいるなら見てみたい……
『い、、、いいですけど………』
もはやNOとは言えない空気感………
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作者名:紫音 | 作成日時:2020年11月17日 18時