キミの目に映る僕 (ページ25)

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彼のペース ② you ページ25

2人？？2人で？？？

腕を掴まれたまま駐車場まで行くと
マネージャーさんが車で待ってて

2人で来たあたし達を見てびっくりした顔してる。
えぇ、そりゃそうですよね？
7人を待ってたんですもんね？
なんで貴女がいるんですか？？ですよね……
ごめんなさい。ホントに……

MG「え？何お前、Aさん連れてきてどうしたの？
Aさんもすみません。コイツ力強いでしょ？何か我儘言って迷惑かけましたか？」

『いえ、そんな…大丈夫です……』

JK「今日はヌナと一緒にご飯行くことになりました。今日の写真の話の沢山聞かせてくれるんですって！未掲載分のデータもくれるって！！」

MG「Aさん。本当迷惑だったら言ってください。あんな長丁場の撮影お疲れでしょう？
この筋肉バカはあの位じゃ疲れないですけど貴女は女性ですし」

JK「ヌナ………すみません。やっぱり疲れてましたよね？やっと一緒にご飯行けるかもと思ったら、つい嬉しくなって………」

『いえ、いえ、私は大丈夫です。あの、そちらの会社的に私との食事が問題でなければ……』

あまりにもシュンとした顔をするのでコチラもつい甘やかして？しまった……

この甘やかしを後に後悔する事になるなんて
この時のあたしは知る由もなかった