キミの目に映る僕 (ページ23)

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強引に you ページ23

『盛大にぶちまけてごめんね……』

スタジオに飛び散りまくった絵の具をスタッフが処理してる所へ行き深々と謝った。

「全然大丈夫ですよ！あんな撮影初めて見ました。出来上がりも凄く良くなりそうで発売日が楽しみですよ！」

『そう言って貰えたら助かります。本当にありがとう。』

申し訳ない気持ちでいっぱいだ……

少しでも手伝おうと袖を捲ってると

「Aさんはカメラマンなので！ここは僕達の仕事だから大丈夫ですよ！
今日1日ずーーーっと撮影でお疲れでしょうから今日は先に上がってください。」

『いやーーでも、仕事増やしてしまったので…』

半ば強制的にスタジオから追い出される形になってスタジオのドアを開けると
そこには丁度着替えが終わった彼らが廊下に立っていた

JK「ヌナっ！お疲れ様でした。今から帰る所ですか？？」

クリクリのお目目でうさぎみたいに飛び跳ねながら私の元に飛んできた。

笑顔が眩しすぎるっ

『はい。今日はもう帰ります。今日は長い間本当に撮影お疲れ様でした。とても楽しかったです』

JM「僕達よりAさんの方がお疲れでしょ？1人でぜーーーんぶ撮影してくれたんだから。
僕達は交代しながらだったから休めたけど……」

『体力には自信ありますよ！アシスタントで鍛えられましたから。』

TH「Aさんって……撮影の時はあんなに気作なのに終わると一気に距離を置くんだねー。
悲しい……」

『え？？』

TH「だって…今は敬語になってる」

『あ、あぁ…ごめんなさい。癖で……』

『あっ……ジョングクさん。写真のデータ急いでコピーしました。今お渡し…「あのっ！！！」

最後まで言い終わらないうちに彼が大きな声で遮った

掃除を手伝わなくて良くなったから
空いた時間にデータをコピーしてた
早く見たいかなと思って……
たまたま会えたし、今渡したら喜ぶかと思って

JK「あ、あの………この後仕事もう無いですよね？
だったら、今からご飯行きましょう！
さっき、ご飯行く約束しましたよね？？」

え？ここで？
今から？
メンバー皆いる目の前でご飯に誘いました？？

(仮)だった雑誌の撮影が急遽決まったと思ったら彼らで
どんな顔して仕事しようかと思ってたのに

仕事終わりに食事に誘われる……

この話の展開の速さに今まで被写体に恋して恋愛して来なかったあたしには難しい展開だってゆーのに