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ソロカット ページ15

ユニットカットと全員カットが終わって次はソロカットの番



全員とユニットは衣装やコンセプトが決まってたけど



ソロは何も決まってなくて事前にどんな風に撮りたいのか考えておくように言われて
小物や衣装もスタイリストさんじゃなく自分達の着たい物を着ていいし
どんな雰囲気にしたいのか……
それに合わせてヘアメイクをして撮る




とにかく個性を出して欲しいと




何も浮かばなかった……
絵を描いてる所とかアートを交えたコンセプトにするか
ワークアウト風にして男らしさを持ってくるか……
水を使うか、食べ物を使うか……
色々考えたけどどれも何かしっくりこなくて





JK「すみません…何も浮かばなくて…どうしたらいいのかちょっと………」




ヌナは少し驚いたような表情をしたけど
すぐに優しい笑顔になって




『うん。じゃあ、何もしなくていいんじゃないかな?今の等身大のジョングクを魅せるって事で。
凄くシンプルに、あまり小物とか使わず
ありのままのジョングクで大丈夫っ〜』



『괜찮아〜』



ふんふん。と鼻歌を歌いながら沢山用意されてる衣装を数枚手に取って
スタイリストと話をして真っ白のシャツとTシャツを持ってきて
僕の目の前に立って見立ててくれた




『シンプルって言ったら白ってなるのはあたしが単純だからかなー』



ブツブツ独り言いいながらあーでも無いこーでも無いと



『まぁ、いいか!じゃあ、白シャツで!!』




『あっ!後絵の具ーっ!!絵の具用意しておいて下さい!』



え、絵の具???




『はい。じゃーそのままね!適当にここからどんな風にするかちょっと考えててー。』




空間も僕も真っ白な状態で………




彼女は一旦スタジオから出て行った。



小道具で絵の具を使う……って事だよね?
デカいキャンバスに絵でも描けって感じ?

公私混同→←撮影



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作者名:紫音 | 作成日時:2020年11月17日 18時

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