キミの目に映る僕 (ページ1)

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いつもの朝ページ1

JK「ヌナ……俺今日早いから先に行くね。ヌナはゆっくり寝てて。行ってきます。」

『ん………グク？？行ってらっしゃい。今日も頑張ってね！』

ヌナは朝が弱い

僕も朝は全然起きれないけど仕事ってなると昔に比べたら起きれるようになった方

まだ半分夢見心地でベッドの中で丸くなってるヌナの可愛い寝顔を見て
頬に掛かる髪の毛を指に絡めながら名残り惜しいけど形のいい唇に口付けをして
そっと部屋を後にした。

今日は早朝から撮影が入ってるから準備の為に入り時間がいつもより少し早い
撮影の順番は一番最後だけど皆と一緒にスタジオ入りだから我儘は言えない

本当はもっとヌナの温もりを感じてゆっくりしてたかったけどな……
なんて思いつつ車のハンドルを握る

宿舎に戻ってヒョン達と合流して
マネヒョンが迎えに来てくれるのを待つ

TH「ぐがぁーーー。
またヌナの所行ってたの？？」

寝ぼけ眼のテヒョンイヒョンが後ろから被さるように抱きつきて
スリスリと首元に顔を擦り寄せて来るからくすぐったい…

「ヒョンっっ！近いです！くすぐったいですからっ！！」

TH「んーーーー。だってグガ……ヌナの匂いがするからぁ……」スリスリ

JK「わぁ！！やめてくださいっ！ヌナの匂い嗅がないで下さいよっ！変態っ！！！
ヒョンっ！離れてくださいっ！！」

後ろから羽交い締め状態でくっついて離れないテヒョンイヒョン

TH「やーーーだーーーーっ！俺ヌナの匂い好きなんだよねー。」

JK「ほんっとに！やめてくださいっ！怒りますよっ！！」

JM「ふふふ。テヒョンwもぉやめてあげなよ」

JK「ジミニヒョン！！ジミニヒョンもくっついてくるのやめてくださいっ！！
2人とも離れてくださいよ！！ヌナのいい香りが消えてしまいますっ！！」

本当やだっ！！
折角ヌナの家の香りとヌナの香りだったのに
一気にテヒョニヒョンとジミニヒョンの香りが混ざってヌナが消えてしまった………

皆がヌナをよく思ってくれてるのは嬉しいけど
こう言うのは嫌だ……
ヌナは僕だけが知ってればいい
って思うのはやっぱり僕が大人気ないのかな

YG「朝から元気だな」

アイスアメリカーノ片手に目を覚ましたユンギヒョンがリビングへ入ってきた。

JK「ヒョン！！見てないで助けて下さいっ」

YG「ふっ……仲良くていいじゃん」

HS「迎えが来たから行くよーーー」

結局重たい2人を背中に乗せたまま引き摺るように迎えの車に乗り込んだ。