僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ37)

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「性格的には悪いイメージはないけど………あのルックスだからモテるわよね。
恋人も何人か入れ替わってるのは知ってるけど…
でも、いくらテヒョンがオンニを辞めさせない為だからって恋人がいたらソコまでするかしら？」

もぉいいのよって何度言っても1度スイッチが入ったジスの思考回路は完全に推理作家モードに入ってしまった。

まぁ、仲良さそうなのは見てて知ってたけど……

まだブツブツ言ってるw
もう大丈夫だって言ってるのに

「でもさ、大丈夫って言ってる割にオンニ傷付いてるよね？テヒョンに少しは気持ち動かされてた？？」

まさかそんなハズはないと思ってたけどジスから見てあたしは傷付いてる様に見えるのかな……
こういう時のジスは凄く鋭い
自分でも自分の気持ちが分からないのにそんな事を入れても困る

誰かを意識するなんてずっとなかったから
ちょっと好きだと言われて浮かれて意識してるんだと思ってたし
もちろんジンに言われた時もドキドキしたけど
あまりにも立て続けに今までの日常が壊れる様な事が起こって自分が一体誰に、何にドキドキさせられてるのかさえ頭が追いついてないのが実際の所だと思うんだけど

『あのね………ジス……実はもう1つ言ってない事があって………』

自分1人の頭だけでは処理出来ないと今の気持ちを正直にジスに話す事にした

「え？？ジン？？ジンにも？？？
マジか………あいつやっと打ち明けたのね……」

『え？』