僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ32)

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ジョングクの部屋に2人待たされてる間もヌナはずっと俯いたまま座ってる
いつものヌナはどこへ行ったのかな？？って心配になる位………

『ごめん…………ね……
なんか、上がり込む形になって………
日が昇ったら始発で帰るから安心して』

JM「いや、、、そんなのは全然大丈夫なんだけど……
あのさ、、、ヌナ………」

JM「今日……グガの準備沢山手伝ってくれてありがとう。お陰でグガ凄い喜んでくれたよ。
でも、なんで顔出してくれなかったの？？
ヌナだってサプライズ楽しみにしてたじゃん。」

僅かだけどヌナが拳をぎゅっと握り締めるのが見えた

『あの………後……他に仕事が………入ってきて……』

『丁度ホソクに会ったから渡したの………』

JM「そうなんだ………ホソギヒョン。。。
ヌナが青い顔してたからって凄い心配してたよ？？
体調も良くなかったの？？
それとも…………何かあった？」

『………………』

『何も無いよ。普通に仕事が入ったから顔出せなくなったの、それだけだよ』

「そぉ？？ならいいけど………折角なら来てほしかったなーって、あの時テヒョンも来てたんだよね。知ってた？あいつ今日会社に来てたんだよ」

テヒョンの名前を聞いた瞬間ヌナの身体がピクンと反応した

『あぁ、そぉだったの？？テヒョン…いたんだ』

JK「ヌナ、ホットココアでいいですか？」

両手に飲み物とお菓子を持ったグクが戻って来た。

JK「あっ！ヌナっ！！今日のケーキ！！
ヌナが買ってきてくれたって聞きました！ありがとうございます。
どうせならヌナにもお祝いしてもらいたかったです」

あんだけ飲み食いしたのにグガの口にはドンドンお菓子が消えていく

グガが戻って来た事によってヌナとの話は終わってしまったけど
あの感じだとテヒョンが来てた事も知ってたみたいだな

確証は無いけど…

夜が明けて窓から明かりが入ってくる時間になると
アルコール抜けたから車で送るよと言うのを断固拒否されてヌナは帰って行った………

玄関のドアが閉まった時

「ヌナ………大丈夫ですかね？凄い無理してる感じでした。少しは気が紛れてくれてたらいいんですけど………
仕事してる時からは想像もつかないくらい儚い人ですよね……」

ヌナの居なくなった玄関でグガが言った言葉が胸に刺さった