僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ29)

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ジョングクの誕生日を祝ってそのまま皆で飲みに行こうっという話になったけど
テヒョンとホソギヒョンはちょっと用事があるからと先に帰ってしまった

最近テヒョンは機嫌がいい

ヌナを落とすゲーム上手くいっててご機嫌なのかと思って聞いてみたら
アレはもうゲームじゃなくて本当にヌナの事を想ってるって言い出すし
まさかテヒョンがあんな風になるなんて思わなくてびっくりしたけど
なんか幸せそうだからきっと良い感じに行ってるのかな？って思った

正直テヒョンがヌナに多少の執着を見せてるのは気付いてたけど
何がどうなってヌナを本当に意識しだしたんだろうと興味が湧いてきた

今度ゆっくり呑みながら話聞いてみよう

ヌナは…………手強そうだけど

遅くまで呑んでジョングクと2人でタクシーで帰ってると
夜も明けないこんな暗い時間に女性が1人歩いてるのが見えた

こんな時間に女の人が1人でいるなんて危ないなーなんて見てたら

JK「ヒョン！！あれっ！！Aヌナですよね？？」

JM「え？？？？こんな時間にAヌナが歩いてる訳…………」

JK「いや、、間違いないですって！運転手さんっ！ちょっと停めてくださいっ！」

ジョングクはさっさとタクシーを降りて女性の方へ走って行った

うわーーーコレでヌナじゃ無かったらどーするつもりなの？？あいつ。。。

タクシーから様子を伺ってると
女性とジョングクは少し話をして……え？揉めてない？？
彼女なんか嫌がってない？？
人違い………だったのかな？？

いや、だったらジョングクすぐこっち戻ってくるよね？？
何なの？？何なの？？

すると女性の手を引いてジョングクがタクシーに戻ってきた

JM「ヌナ………どうしたの？？こんな夜中に」

いつもクールにキメてるスーツ姿のヌナからは想像出来ない位ラフな格好に一瞬ドキッとした

JK「ヌナとりあえず乗ってください」

『いや、でも………』

JK「女性がこんな時間に1人で歩いてるなんて危なすぎます！！何考えてるんですか」

『ご、ごめんなさい………でも大丈夫だから』

JK「ダメです！今日は僕の誕生日ですよ！！付き合ってもらいますwww」

どーゆー理由なの？？ツッコミたい所満載なんだけどお構い無しにジョングクは半ば強引にタクシーにヌナを乗せた

JK「ジミニヒョン……どーします？？ヌナも宿舎でいいですよね？」