僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ27)

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ジョングクのサプライズパーティーの準備をしてるって聞いてジミンの所に行ったら

ホソギヒョンがケーキを持って入ってきた

JM「あれ？なんでヒョンがケーキを？？Aヌナにお願いしてたはずなんですけど」

HS「ヌナなら部屋の外にいたよ？なんか体調悪いのかな？？凄い青い顔してたけど…………中には入らないからってケーキ渡されたから」

え………？ヌナ体調悪いのかな

大丈夫かな？？？

昨日はあんなに元気にしてたのに
いつから体調が悪かったのかな？？

ジョングクのお祝いをジミンとホソギヒョンとした後会社を探して回ったけど見つける事が出来なくて
本当は車で一緒に帰りたいと思ったけど
とりあえず体調悪いなら手軽に食べやすい物とか飲み物とか色々買ってヌナの家で待とうと思ってヌナの家に向かった

あれからほぼ毎日の様にヌナの家に行く事になって
玄関先で待たれると目立つし何処で写真とか撮られるか分からないからって
数日前から部屋のロック番号を教えて貰った時はやっと1歩ヌナの心に入り込めたんじゃないかって嬉しくなって
一日中表情筋が緩んでて見てるこっちが気持ち悪いってユンギヒョンに言われたな

そんな事思い出しながら
ヌナの家のロックボタンに指をかける

玄関を開けると目の前に今にも出掛けそうなヌナと目が合った

少し疲れてるっぽいけど思ってたより平気そう…？

「あれ？ヌナ……いつ会社出たの？？今日僕会社に行ったんだよ。会えると思ってたのに……仕事忙しかった？？？
出掛けるところ？？？」

あれ…………？

なんか…ヌナ…………いつもとちょっと雰囲気が………

いつも柔らかい暖かく流れる2人の間の空気がピリっとしてる

『テヒョン…………あの………』

『(仮)恋人の件なんだけど…………そろそろ終わりにしようか？
暫く恋人ごっこしてたけど………あたしやっぱりテヒョンを好きには……ならないから』

『ここにも、もう来ないで』

「え？？？いや、、、ちょっっ！ヌナ？？待ってっ！！ねぇ！どうしたの？？ねぇ！！」

恋人ごっこって何？？
好きにならないなんて何で断言するの？？
昨日まで普通だったよね？？
抱きしめたら抱き締め返してくれたよね？？

少しは僕達の心の距離も近くなったって思ってたのに

無理矢理家から追い出されて
何度もドアを叩いて話をしたいって言ったけど
そのドアが開くことはなかった