僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ25)

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「あの……………大丈夫ですか？？？」

え？？

ケーキを受け取るとお店のお姉さんに声を掛けられてびっくりする

「えっと…………その、、涙が、、、、」

『え？あっ、、、、あははは
本当だ、、、、目にゴミが入っちゃって
驚かせてごめんなさい。全然大丈夫ですから』

涙が出てたなんて自分でも驚いた

この涙は何なんだろう？？
考えたくも無い
もう、考えるのは止めよう

フラフラと会社に戻りジミンにケーキ渡さなきゃ……っと探して
飾り付けしてる部屋へ行くと

部屋からテヒョンの声が聞こえてドアの前で立ち止まってしまった

JM「テヒョナ……まだあのゲームやってるの？？ヌナを好きにさせて会社辞めさせないってやつ」

な、、、、に、、、、？？

何を言ってる、、、の？？？

足の裏に磁石でも着いているかのように足が動かない
もうジミンとテヒョンの会話は一切耳に入ってこない

は・や・く

此処から立ち去らなきゃ

そう思ってても足が……

HS「Aヌナ？？？どーしたの？？入らないの？？」

『あ、、、、ホソク』

HS「それ、ジミンに頼まれてたケーキでしょ？？
って、、、、Aヌナ大丈夫？？顔真っ青だけど…………」

『え、、、、あ、、、あの』
『これ、ケーキ、、、、その、、、渡しといて』

HS「え？？？ヌナも一緒にお祝いしない？？？」

逃げるように退社して

何処をどんな風にして帰ってきたのか分からないまま家に辿り着いた

その日のジョングクのSNSには誕生日のお祝いをして貰った笑顔のジョングクの写真がUPされていた