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昨日の夜に何があったのか………調弄されたまま
テヒョンに半ば強引に連れ出される形でドライブへ
どういう顔してテヒョンと接すればいいのか戸惑ってると都会の喧騒から離れ、目の前には海が広がっていた
潮風が心地良くて
ふっと心が軽くなる
車を降りるとスっと手を握られて浜辺から少し離れた所を歩く…………
こっちだよっと促されて目の前の海を横目に奥に入って行くと目の前にはほぼ人が居ない海辺に辿り着いた。
「ここ……………いいでしょ？？秘密の場所だよ。」
あっちには人がいるけどこっち側は殆ど人がいないから穴場なんだよっと連れてこられた場所は
見渡せば本当にあたしとテヒョンしか居なかった
風が丁度心地よくて夕日が空を緋く照らして海がキラキラと反射していた
履いてた靴をポンポンっと脱いで裸足のまま浜辺を歩き出したテヒョンに
手を繋がれまま並んで歩く
繋がれた手が温かい
テヒョンの優しさが流れてくる
「ここから見る夕陽が好きなんだよね
いつか大切な人と2人で見たいなと思ってたんだ。ヌナを連れてこられて嬉しい。
あっ！ほら！！もうすぐ日が沈むよ！！」
キラキラ輝く海に沈む赤い太陽を2人で眺め
水平線に消えた太陽を見終わると自然とテヒョンと目が合った
そのままテヒョンの顔が重なると
「ヌナ、好きだよ。本当に……」
抱きしめられて気付く
思っている以上にテヒョンの腕の中が心地いい事に
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作者名：紫音 | 作成日時：2020年7月3日 14時
