僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ19)

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そんな(仮)で付き合うなんて不誠実な事出来ないと何度も断ったけど
半ば強引に…
暫く付き合ってと懇願され………
絶対好きにさせるからっ！！っと謎な自信を持ったテヒョンに押し切られるように付き合う………

っと言う形になった

なった？？

なったの？？

いや、まずいよね？

ダメだよね？？？あたしBTSのスタッフなんですけど！！
Big Hitの社員！！
バレたらクビになる！！！

好きにならなきゃ(仮)→本物の彼女にはならないならいいのかな？

いや、ちょっと待って
全然頭が追いつかない

この状況…
夢だと言って

あたし、そんなに器用に出来ない………

っと不安になってると

フワッと後ろから抱きしめられた

「ヌナ………ワガママ言って混乱させてごめんね。でもどうしても諦めきれなくて……
ヌナを知れば知る程好きが溢れてくるんだ
自分でもどうしようもない位
誰にもヌナを渡したくないんだ………
今より少しだけ………男として意識して欲しい」

【男として意識して欲しい……】

昨日ジンにも同じ事を言われた

頭の中で2人の言葉が交互にリフレインする

ジンとの答えも出てないのにテヒョンと(仮)恋人だなんて
あたし本当に何してるんだろう

テヒョンの腕の中で複雑な感情を渦巻かせていると
首元にちゅっ・・・っと唇が当たった

『てっ、テヒョン？？？』

「ん？なに？ヌナ」

構わずちゅっちゅっっと首元に吸い付く

『いや、あたし、こーーーーーゆーーーーのはちょっと慣れてなくて
ってゆーかまだ(仮)だし？？』

「ヌナ・・・・昨日はあんなに素直だったに……」

『と、、、とりあえず、、、服っ！！！
服をっ！！！ね？？服着よう？？』

「え！やだっ！！！素肌同士の方が気持ちよくない？？」

『だめ！服着るの！！！』

このままだとテヒョンのペースから抜け出せなくなるっ！！っと慌ててベッドの下に落ちてるTシャツを着た