僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ18)

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あたしが……………テヒョンと恋人？？？

なん………で？

『あの…………ごめんね、テヒョン
あたし昨日…………飲みすぎたのかな？覚えてなくて………
その…………あたし達………』

「ヌナ本当に覚えてないの？
ヌナの事好きだから付き合って欲しいって言ったらOKしてくれたじゃん」

え？OKしたの？あたし……………

まさか、、、そんなはず

ちょっと待って……………

ベッドから身を起こして辺りを見ると
テーブルの上に倒れてる1本のワインともう1本………
2人で2本空けたの？
ベッドの周りには無造作に脱ぎ捨てられた2人の服………

お互い下着は身につけているけど………

え？本当に？？

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「昨日ジニヒョンと会ってた？？」

『え？あ、あぁ、ごはん一緒に食べたよ。ユンギと釣りに行ってーーーお刺身にしてくれたの。
美味しかったよ』

「そっか………」
「でさ………ジニヒョンとは………付き合ったりしてるの？？」

『えーーーwwwジンと？？あたしが？？
付き合ってないよwwwなんでそうなるの？？』

「ヌナさ……今恋人居ないなら俺と付き合おう？
俺ヌナの事本当に好きなんだよね。
ヌナの恋人になりたい………だめ？」

うん、ここまでは何か思い出せる

のに

なんで半裸の状態で2人してベッドに至ったまでが思い出せない

『あの………テヒョン……
申し訳ないんだけど…本当に思い出せなくて』

「ヌナ…………僕の事嫌い？？？」

『え！いや、、、嫌いな訳っっ！！』

「じゃーー好き？」

『うん。好き』

「じゃあ、問題ないじゃん！」

『いやいや、ちょっと待って！好きだけど、そーゆー好き？？かどうかは………』

『じゃあ僕はヌナの恋人としては失格なの？』

一気に表情が曇っていくテヒョン

待って！待って！！なに？この罪悪感
すんごい悪い事してる気分なんだけど
OKした翌朝に(←記憶にないけど)ゴメン付き合えないって凄い酷い女……

オロオロと困っていると

「ねぇヌナ………ヌナが僕の事嫌いじゃなかったら
男としても好きになる可能性ある…かもしれないよね？
だったら…………暫く(仮)恋人だったらどぉ？
徐々に好きになっていくって事もあるでしょ？？？
それならいい？？？」

いや、でも……………

「僕に…………チャンスを頂戴？？それでダメだったらちゃんと諦めるから」

そんな目で見ないで………