僕のヌナが選ぶ人 2 (ページ12)

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『え？いいでしょ？なんで？？？上がって大丈夫よ？？
あ、、、、びっくりしないでね！？凄い狭いから！！
あなた達が住んでる家とは比べ物にならないくらい狭いからwww』

TH「そう…いうのは………大丈夫なんたけど
上がってもいいなら………お邪魔します」

リビングのソファーにでも座っててと言うと
ソファーの真ん中にちょこんと座るテヒョン

あんまりキョロキョロと部屋を見られると凄く恥ずかしいんですけど………

『うち、コーラなくて。。。タルギウユならあるんだけどそれでもいい？？』

テーブルにタルギウユを置くと

TH『イチゴ好きだから嬉しい！！』っと口を四角ににして笑うテヒョン

ちょっとスーツ着替えてくるから待ってて、
テレビ見ててもいいからっとリモコンを渡してリビングを後にする………

寝室でスーツをハンガーに掛けながら
現状の異常さに気付いた……
なぜテヒョンが我が家にいるのか？？
休暇中のテヒョンがマスコミに撮られてはいけないと咄嗟の判断で家に引き入れてしまったけど
間違いじゃなかったのか？？
追い返すのが正解だったんじゃないのか？？？

あまりにも突然の出来事で頭がパニックになって玄関に入れてしまったけど
ちょっと冷静になってきたら間違った判断になってないかしら？と思う

Tシャツとデニムに着替えてリビングのテヒョンの所に戻る

テレビでも見ててって言ってたのに見ないでリビングに飾ってある写真やポスターを見てる

なんだろう。。。じっくり見られると
本当に恥ずかしいんですけど
こんな何の変哲もない普通の部屋……

普段この何倍もの広さの家に住んでる子をここに招き入れてる事への違和感と言ったら
恥ずかしいを通り越して拷問かも………

昨日のジンの家が見た事ないくらい豪華だったから尚更………

うちなんて宿舎の一部屋より狭くないかしら？とか

リビングに戻って来たのに気付いたテヒョンが壁に掛けてある写真を指差して

TH「ヌナ…………これ、、、この写真って………」

ハッと気付き慌てて壁に掛けていた写真を外して隠すように抱きしめる