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やっと仕事が終わった………
ジンとの出来事が頭の中をグルグル回ってたけど目の前に仕事があれば考えなくて済む
急にあんな態度変えられても正直どうしていいのか分からない
付き合ってと言われてもピンとこない
スタッフとアイドルではあったけど
友達以上の何か特別な感情はあった
でもそれが恋愛感情とは呼べなくて………
そもそも、事務所所属のアイドルと一社員が付き合うなんてダメでしょ!!
あたし恋愛しに会社に行ってる訳じゃないもの!!
頭が固いと言われようがソレを貫いて来たつもりだったのに
なんでこんな…………ドキドキしてしまったのか……
考えながら帰っていたらあっという間にマンションに着いてしまった
玄関まで行くと全身黒い服の男がうちの前に胡座を搔いて座り込んでるのが見える
え………?誰?
不審者???
怖い…………
ここあたしの家で合ってるよね?
恐る恐る すみません……具合でも悪いのですかと声を掛けると
ゆっくりその人は顔を上げてこっちを見上げた
『テっ!テヒョン???』
TH「あっ!ヌナお帰りなさい!!」
目が合った瞬間キラキラな目をしたテヒョンがいた
『えっ!?なん………どうしたの??なんでここにいるの??
って、いつから???』
TH「なんか………気が付いたら此処に来てた。ヌナに会いたくなって……」
いや、でもこんな外でっ!!
目立つじゃん!!休暇中でマスコミとかに追われやすい時期なのにっ!!
『わ、わかったから、と、兎に角上がって』
周りに誰も居ないのを確認して部屋の前にいつまでも座らせてられないテヒョンを部屋に招いた。
靴を脱いで部屋に上がるとグイっと右手を掴まれた。
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テヒョンは玄関に立ちすくんで俯いたまま入ろうとしないであたしの右手首を掴んでる
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『なに?どうしたの??』
TH「ヌナ………僕上がっていいのかな??」
へ???
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作者名:紫音 | 作成日時:2020年7月3日 14時