僕のヌナが選ぶ人 (ページ25)

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25 JN ページ25

『ちょーーーっとぉ！！！ソクジンっ！！あんたまた勝手に色変えてっ！！！』

JN「やーーーーヌナっ！！失敗しちゃったよーー。
もっと綺麗に染まると思ったんだけどさーー

なんか染まらないところがあってさーー
不思議だよねーーちゃんと染めたのにね、、、ヒャッヒャッヒャッ」

もお笑うしかない

ごめんねヌナ

もっとカッコよくなる予定だったんだけど
失敗しちゃった

『もぉ。。。なんで勝手に染めるのよ
凄い斑になってるし。。。』

ドレッサーの前に座らされ後ろからヌナが鏡を見ながら髪の毛を触ってる

ヘアメイクの子達にどんなに近くで触られても何も思わないんだけど

コレはヤバいな
ヌナが近すぎてドキドキが半端ない。。。

コレが好きでたまにやりたい衝動に駆られるんだよね

二三歩下がってヌナが全身を下から上までじっと見てる

しばらく黙って見つめて

『今回はコレで行きましょう』

え？？いいの？？

もっと怒られるかと思ったんだけど

呆気にとられてキョトンとした目でヌナを見てると

『もっと怒ってやろと思ったけど、、、悔しいけど似合ってるからいいわ。
あーーーーっ！！もぉハンサムって認めたくないけどハンサムは何色でも似合うのね

調子乗らせたくないからあんまり言いたくないけど』

JIN「やーーーー！！ヌナ！！そぉでしょ？？
ワールドワイドハンサムはどんな風になっても結局似合っちゃうんだよねーー」

『や、もぉ本当。。。いい加減勝手に染めたりしないでよーーーー。。。
急に変えられるとコンセプトフォトやらバタバタ大変になるんだから』

小さく溜め息をつき、少し背伸びして
ムラサキに染まった前髪をチョンチョンと触るヌナ

ヌナっ！！近いよ！！

もぉ目の前にヌナ！！！

さっきは鏡越しで後ろに立たれてたから良かったけど
目の前でこの距離はっ！！！

あーーーーダメ！我慢できないや

両手を少し上げれば抱き締められる距離にいるヌナを目の前にして必死に理性と戦ってみたけど

あれ？

僕の理性ってどこ行った？？？

気が付けばヌナを胸の中に閉じ込めてた