僕のヌナが選ぶ人 (ページ13)

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ダメだ。。。完全に誤解された

『テヒョンも女の子と腕組んで道路歩くなんて有り得ないから』

今までもヌナに叱られた事はあったけど

あんな冷たい目で言われた事はなかった

自覚のなさに呆れて怒ってるのか

最近ちょっかい出して来るくせに女とデートしてるって怒ったのか……

後者だったら嬉しいけど多分違う

あーーーーもぉ！！！
なんであの時ユラの誘いに乗ったんだ！
俺のバカっ！！！！

ばか！ばか！！ばか！！！

肩を落としてユンギヒョンの作業部屋に戻った

YG「テヒョン…アメリカーノは？？」

TH「え？あっ！！ごめんなさい！！忘れました！！もう1回行ってきます！！」

作業部屋のドアに手をかけた時

YG「いや、もぉいいよ。なに？何かあったの？」

カチカチとPCから目を逸らさず作業を続けながらユンギヒョンが聞いてくる
ユンギヒョンこう言う時鋭いからな
下手なウソはすぐバレちゃうよな………

TH「あ…………あの…………」

YG「うん」

TH「まだ、その………好きまでは行かないんですけど、少し気になる人ができて」

TH「その人に女の子と歩いてる所見られちゃって
付き合ってるって勘違いされてしまって………」

YG「あーーーー勘違いね」

YG「お前がどうしたいかによるんじゃね？まだそんなに好きじゃないならそんな焦る事もないし
誤解されたままが嫌ならちゃんと話をすればいい
その女とは付き合ってないんだろ？」

TH「はい……」

ユンギヒョンは氷が溶けて薄くなったアメリカーノの残りを飲み干してこっちを向いた

YG「よし、じゃあアメリカーノ買いに行くか？」

僕の肩をポンっと叩きドアノブに手をかけた