1 ページ1
・
『ねえ、これあかん言うたやん』
「ええやん別に。減るもんちゃうし」
『減るわ！！』
シゲはよく私のおめかし道具から化粧水を取り出し勝手にそれを使う。
これ高いんやからね！って怒っても俺が買ったるからって。
そういうことやないねんって私が怒る前にシゲは淳太くんの所に向かう。思わず出た溜息に照史くんが心配してきてくれた。
桐「シゲの相手疲れるやろ？毎日大変やなぁ」
『‥うん、照史くん〜』
隣に座った照史くんに流れ込むように凭れかかると同時に私の隣に重みを感じる。
チラリと横目で見てみれば大きな赤ちゃんが私に凭れかかってきてて、照史くんとビックベイビーに挟まれる始末。
『おもいっ、非常に重たい‥！望どいて！』
小「今はAに甘えたい気分やからダメ」
変な理論を述べた望はそのまま倒れ込んできて床と望の大きな体に挟まる。
良いように言ったら床ドンされてるし悪いように言えば襲われてる。
望との身長差は軽く30センチはあって、首にかかる吐息がくすぐったい。
「‥ほら、小瀧。A苦しんでるやろ」
小「え〜」
「あかんよ。Aは一応女の子なんやから」
いつの間にか近くにいたシゲが望の体を離してくれる。
覆い被さってた望は、離れる前にほっぺにキスをする。‥もう、こんなんしてるのファンの子知ったら絶対怒るで。
望が離れ、体を起こそうとするとそれをシゲが手伝ってくれてほっぺに触れた所を拭き取られる。
小「あー！！シゲそんな拭かんといて！俺が汚いみたいやん！」
「汚い」
小「ひどい！」
『‥シゲ、もういいよ(笑)望も可哀想やし』
シゲの手を制して笑いかけると明からさまに嫌そうな顔をされた。
その後すぐスタッフさんの呼ぶ声が聞こえ、みんな、ゾロゾロと楽屋を出て行く。
遅れて私も出ようとすると手を引っ張られて手を握られる。
『‥シゲ、』
「大毅」
『だいき、バレちゃう‥』
「‥‥ごめんな、嫉妬せぇへんよう頑張る」
そのまま強く抱きしめられた。
それはすぐ離れたけど、抱きしめられた時に移った熱はすぐには消えてくれない。
メンバーにも内緒の恋
どうか、誰にもバレませんように。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 710人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぴ(プロフ) - Miyu??さん» ラッキーセブンですね！（？）気に入って頂けて嬉しく思います、！ありがとうございます！！ (2018年12月11日 8時) (
レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu??(プロフ) - この作品のお気に入り登録者777人おめでとうございます！ WESTの人数が並んでたのでついついコメントしちゃいました！この作品の大好きです ！応援してます ！ (2018年12月9日 1時) (レス) id: e3a5409365 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！ (2018年12月5日 22時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - 展開が全く読めなくてほんとに更新されるのが楽しみです！応援してます！ (2018年12月5日 18時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しい限りです〜あともう少ししたら終わりますけど、楽しんで頂けたら幸いです！ (2018年12月4日 0時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴぴ | 作成日時：2018年10月20日 17時
