軟高と紅高と開久が合併するそうですよ

スケバンとの出会い4 ページ13

Aside



｢Aっ！！！｣

名前を呼ばれた気がして、私は目を覚ました

眠い目を擦り、辺りを見渡すと

A｢っ、みんな！！｣

拘束されている貴志くん達がいた

みんな傷だらけだった

許せない、許さない

今井｢わりぃなA、、っ

助けに来たっつーのに、、！｣

相良｢、、俺、カッコわりぃな、｣

私のせいで、みんな、、っ

A｢っみんな、、、ごめん、ごめんね、、っ｣

チ｢泣くこたぁねぇだろぉ〜？w｣

チ2｢ガキが青春してんだろ、青春www｣

チ3｢あー笑った笑ったw｣

、、、もう我慢出来ない

そろそろいいよね？暴れても

私は縄を解いた

チ｢っおいお前っ！！縄解きやがったな！？｣

A｢あんな雑な結び方じゃ、意味ねぇんだよっ！！！｣

私は近づいてきたチンピラを、顎にワンパンで吹っ飛ばした

なんとなく皆の方を見てみる



｢｢｢、、、、｣｣｣

皆口空きっぱなしだ、、←

1人倒したところで50人ほどの男達が一斉にこっちに向かってくる

、、、昨日より増えてない？←

私は無言で向かってくる奴らを倒し続けた






ふと思った

(みんな、怖いって思ったかなぁ)

思うに決まってるよね

私みたいなちんちくりんのチビが、チンピラボコボコにしてるんだもん

みんな、私の事嫌いになっちゃうかなぁ、

そう考えたら、涙が出てきた

しょうがない、みんなを助けるためだから

みんなが助かるんだったら、嫌われてもいい


そう自分に言い聞かせて、戦い続けた




(ﾊﾞﾀｯ)

ようやく最後の一人を倒した

でも、涙が止まらない

こんなに涙出てくるなんて、

私どんだけみんなのこと好きなんだし、笑


なんとか涙を止めようとしている私の目の前に

みんなが来た

片桐｢、、何泣いてんだ｣

A｢えっと、これはっ｣

今井｢まさかどこか痛いのか！？！？｣

A｢いや、そうじゃない、そうじゃなくて、｣

相良｢じゃあどうして泣いてんだ｣

A｢っみんな、私の事、嫌いに、！｣

片桐｢は？｣

A｢みんなが、私の事、嫌いになっちゃうんじゃないかってっ、、｣

伊藤｢、、、それは、なんで？｣

A｢なんでって、｣

三橋｢喧嘩なんかする女は怖いって？｣

A｢っんう、｣

｢｢｢(ズキューン！！)｣｣｣←

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