聖夜情報 ページ3
あったまるぅ。コーヒー美味しい。本当はホットワイン飲みたかったけど。この、コーヒー美味しすぎてコーヒーでもいいと思える
『このコーヒー、ダイフクが淹れたの？』
「淹れたのは俺じゃねぇ。俺は豆を厳選しただけだ」
『ふぅ、あったまった。ところで、私は何か手伝う事はあるかい？』
「あー、そうだな。ナッツ類の厳選が今終わったところだから、箱詰めを手伝ってくれ」
『やっと仕事らしい仕事だぁ』
-Aは涙目になりながらペロスペロー、カタクリの話を箱詰めしながらダイフクに話した。ダイフクはこの話を聞きながら、自分も仕事を終わらせれていればよかったと考えていた-
こんな事言ったら失礼だけど、ダイフクってこんな地味で面倒くさい仕事するんだね
「A、それは駄目だ」
『え、嘘。大丈夫そうに見えるのに？』
「此処が変色してる」
ん？んー？あ、本当だ。めっちゃ良く見たら変色してる。よく気付くな。しかもダイフクめっちゃ作業早いし。プロかよ、プロだわ。シャーロット家みんなプロ並みだわ
「こんなもんか」
『これ、届け先はオーブンのとこ？』
「あぁ、今から船で届ける」
『私、今からオーブンとこ行くよ。ついでだから持ってく』
「結構あるぞ」
〔任せろ主、このくらいなら余裕だ〕
『余裕だって』
「Aのペット頼もしいな」
そうだろ、そうだろ。頼もしいだろ、私のペットは。なんたって自慢の子だからね。元はママのコレクションだけど
「A、ほら」
水筒？
「中身はコーヒーだ。上空は冷えてんだろ」
ダイフクって何で時々お兄ちゃん出してくんの？
『じゃあ、またあとで』
-バサッ-
さっきと比べるとスッゴイ平和！コーヒー美味しいし
〔主、あそこにいるのは〕
え、港に？
『オーブン！』
「A！ペロス兄から聞いている手伝いに来てくれたんだな」
『伝達が早いな。あと、オーブンにお届けものだ』
「ナッツか！ちょうど良かった。A、手伝ってくれ」
『もちろん、そのためにきたんだ』
-Aの目の前には大量の材料。器具、ものすごく大きいオーブンが用意された-
え、此処外だよね？此処でなんか作業するの？オープンキッチン的な？
「シュトーレンを作るぞ」
『シュトーレン？』
「作ったことあるか？」
『一応あるよ』
バター、砂糖、ナッツetcを混ぜて、ナッツが均等になるように手早く捏ねる
「焼き上げは俺がする」
なるほどね、オーブンの能力なら大量生産が可能ってわけね
ラッキーアイテム
魔法のランプ
ラッキーカラー
あずきいろ
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月5日 19時) (
レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
runva - 面白かったです！次のお話お待ちしてます！ (2022年1月6日 13時) (レス) @page20 id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
朝水夜火(プロフ) - 睡眠煎餅様、46猫様。コメントありがとうございます！作者は単純なので、その一言でメチャクチャ頑張れます！ (2021年12月4日 17時) (レス) id: 8844979bb6 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - はじめまして!いきなりですが、この作品大好きです!これからも更新頑張ってください! (2021年12月1日 22時) (レス) @page17 id: 03e9e32b87 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - 初めまして！とても面白いしキュンキュンしました！これからも頑張ってください！ (2021年1月1日 3時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝水夜火 | 作成日時：2020年12月25日 23時
