い ま 逢 い た い か ら し ょ う が な い 赤×桃

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桃side







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重岡くんが消しゴムを貸してくれたあの日を境に よく話すようになった俺たちは 仲良くなった 。






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俺は 「 大毅 」 大毅は 「 望 」 ってお互いを呼ぶようになり 、 毎日毎日 、 大毅の優しいところとか 可愛いところを目の当たりにして 惹かれていった 。







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「 ... っ 、 あのさ 大毅のこと好きやねんけど 」






「 え ？ 」







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流星に沢山相談して 、沢山悩んで 、 「 そんな好きなら告白せえや ！！ 」 って うんざりされたから もう 告白したろって決心した 。








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夕焼けのオレンジが差し込む ふたりきりの教室で 顔を真っ赤にしながら 俺を見つめる 大毅を思わず 抱きしめた 。






「 本間に 好きやねん .. 付き合ってほしい 。 」






「 .... 僕もずっと好きでした 。 お願いします っ 」






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そして 俺達は付き合い始めた 。 周りからは なんであの小瀧があんな地味な子と ！？ みたいなん言われたりしたけど 、 好きなんやからしゃあないし 、大毅の良さは俺だけわかってればいいなんて 思ってたんや 。

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