13度 ページ13
固まっている赤の生徒の隣をｽｯと、抜けて、
学園長室の前に立った
ﾊﾞﾝｯ!
「失礼するよ〜
おひさ、学園長」
赤の生徒「ッ！！おい！」
そーテンパるのもわからなくもないな〜
なんせ、赤の学園長っつったら
こんな強面丸出しのｼﾞｼﾞ〜だからね
赤の学園長「久しぶりだな、ペリドット＝ミイシャ
相変わらず会議には出ていないようだな」
「…よく言うよ、人の了承もなしに勝手に決めたくせにね」
赤の生徒「ﾋﾔﾋﾔ」
赤の学園長「ﾌｯそうだな、まあ、いい
本題に移ろうか
話は他でもない、アリスのことだ
監視は続いているのだろうな」
ﾋﾟｸｯ
「監視？
ハア？
んな面倒な事引き受けた覚えはないけど？」
赤の学園長「そうか、そうだったな」
ｲﾗｯ
こんにゃろ…
「ﾁｯ、あんたの命令だか何だか知らないけど、
従ったつもりはないよ、
あたしは自分の意思でリルの側に居るだけ
そこんとこ勘違いしないでよね」
そう言って出ようとした
ドアノブに手をかけた時
ｼｭｯ
ﾊﾟｼｯ
学園長「次の命令だ」
私の人差し指と中指の間には紅い封筒
「…どーゆつもり」
学園長「内容次第で、引き受けるか。？」
「誤魔化さないでくんない？」
このｼﾞｼﾞ〜、ほんっと腹立つ
「…たくっ
いーよ、
乗った」
続く (更新停止中)
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作者名：星蘭 | 作成日時：2017年4月23日 15時
