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さっきあの部屋から逃げる時に通ったところを歩いてると、
中庭にはりんごの木や、井戸などが設置されているのが分かる
クロウリー「ここは" ナイトレイブンカレッジ "。
世界中から選ばれた類稀なる才能を持つ魔法士の卵が集まるツイステッドワンダーランドきっての名門魔法士養成学校です」
アラ「…！」
ツイステッドワンダーランド
もしかしてヤムさんが前に…けどそれは都市伝説的な話で
ヤム『アラジンくん、マグノシュタット以外にも
もうひとつ魔法学校があったの、けどもうその魔法学校は滅びてしまって残ってるのは残骸だけなの、まあ見たい人はいないみたい。都市伝説よ！』
じゃあ僕は今ヤムさんが話していた学校にいるってことかい？
じゃあ何のために僕はここに呼ばれたんだろう？
クロウリー「そして私は理事長よりこの学園を預かる校長。
" ディア・クロウリー "と申します」
アラ「僕はアラジン」
クロウリー「はい、よろしく」
クロウリー先生…そっか先生
先生じゃなくて校長先生…校長先生！！？
学長先生とはまた何か違うような…
クロウリー「この学園に入学できるのは" 闇の鏡 "に優秀な魔法士の資質を認められた者のみ。選ばれし者は" 扉 "を使って、世界中からこの学園へ呼び寄せられる。貴方のところにも" 扉 "を載せた黒い馬車が迎えに来たはずです」
アラ「え、えっと…」
ダメだ、何一つ分からない！
森の中を通ってきたとか？
うーん、分からないよ！
クロウリー「あの黒き馬車は、闇の鏡が選んだ新入生を迎えるためのもの。学園に通じる扉を運ぶ、特別な馬車なのです」
アラ「なるほど…」
クロウリー「古来より特別な日のお迎えは馬車と相場が決まっているでしょう？」
アラ「そ、そうなのかい？」
グリム「むがーー！むががーー！！」
ずっと口抑えられててちょっと可哀想だけど
我慢まだしてもらわなきゃ
クロウリー「さっ、入学式に行きますよ」
入学式行かなきゃいけないんだね
アリババくん、モルさん、みんなすぐ戻るから待っていて
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作者名：皿うどん | 作成日時：2024年2月26日 13時
