酷な傷 ページ3
カクside
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頭をかち割られた気分だった
それは、自身らの敗北に対するものでは無い
誰よりも美しく気品に満ちたあの彼女が
あまりに無惨な姿で連れてこられたからである
崩壊したエニエス・ロビーの跡地で絶望した
カリ「……Aさん…！？」
フ「チャパ！？腕が…！！」
ク「な、なんと惨いお姿でェ……！」
ジャ「…おいブルーノ！！！どういう事だ！！！」
ジャブラがブルーノへ掴みかかる
ワシらがいなかった間に何があったのか
既に軍艦に乗っていると思っていた彼女が
何故こんな大怪我を負っているのか
何故大怪我を負わなければならなかったのか
一つだけわかるのは
カ「バスターコールの…砲撃か」
ブ「…ッ…あぁ、そうだろうな
鉄塊も出来ずにくらってしまったか」
ジャ「…こいつが何やったってんだよ！」
ク「………」
首から肩にかけての大きな火傷
あまりに血だらけの傷に目をやるのは酷だった
血など、見慣れているはずだというのに
Aさんに関しては話がきっと別なのだろう
あのクマドリでさえ黙り込むほどだ
カリ「ルッチもこの有様だし…早く医者に見せないと」
フ「1番近いのはセント･ポプラだぞー」
ジャ「…おいおい歩きってことか……
ッ！おい！隠れろ！！」
大群の気配に気付きすぐさま瓦礫の陰へ身を潜める
どうやらあのアホ長官がワシらにすべての責任を吹っかけたそうで、ワシらは今お尋ね者扱いらしい
本当にクソ野郎じゃな、長官の器など欠けらも無い
ジャ「…なんでこいつまで、追われなきゃならねぇんだろうな」
その場の誰もがそう疑問に思った
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ｵまみ(プロフ) - ル"ッ"チ"ｲ"ｲ"ｲ"ｲ"ｲ"（号泣）久しぶりにこんな泣きました；；素敵な作品ありがとうございました！ (1月6日 0時) (
レス) @page14 id: 45fb68c91b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月31日 18時) (レス) @page13 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
撥(プロフ) - 最高でした… (2022年12月27日 20時) (レス) @page13 id: 9267359dba (このIDを非表示/違反報告)
Riran(プロフ) - 普通に大号泣した (2022年12月8日 23時) (レス) @page13 id: 4386bdb6b0 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - ルッチも皆良かったね^ - ^ (2022年10月29日 0時) (レス) @page12 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダダン巻き | 作成日時：2022年8月18日 23時
