【ONE PIECE】【CP9】君の色を

訪れた窮地 ページ31

私は今窮地に立たされてる









目の前に誰のものか分からないポエム集が
落ちているのだ………

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『助けてくれカリファ…私はこれをどうすればいい』

カリ「…Aさん、手が震えてますよ
落ち着いてください」




紅茶の入ったカップがガタガタと音を鳴らす




『ぬぅ…しかしだな…ポエムと言うものは簡単に人を殺すことも出来るんだぞ…』









週一のカリファとのお茶会で
このポエム集について相談してみた

ポエムと言うものは率直に言えば黒歴史となるものだ
簡単に書いた者を恥ずか死させる力を持っている


カリファはそれをパラパラとめくる









カリ「…にしても誰のものかしら
こんな熱烈な文まで書くなんて」


『なになに……


何も無い平凡な1日

それを君と言う存在が変えた

君へ思いを打ち明けたい

だが今の僕には難しい

この思いをどこにぶつけよう……



…なんだこれは………』









片想いの文なのか…？

にしてもカリファの言う通り、本当に熱烈な文だ








カリ「…フフ、Aさん…顔が赤いですよ」


『なっ……す、すまん…あまりこういうものに慣れていないのかもな
でも、この文を見るに書いた者は片想いをしている…ということか？だとしても誰だか分からん………』








私は恋と言うものをしたことがない
だからこそ、こういうことには疎いのだ








カリ「Aさん、私にいい案がありますよ」

『ほ、本当か！カリファ！』

カリ「はい、お任せください」









カリファは悪そうな笑みを浮かべた

意外な人物→←作者からです！

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