Story 53 ページ8
＊
ハ「どうなってるんだ？やつは何を企んでる？どこにいる？やつを阻止するのに何をしてるんだ？」
ハー「言ったでしょう？騎士団は、私たちを会議に入れてくれないって。だから詳しくは知らないの。だけど、大まかなことは分かるわ。」
『え？そうなの？』
ハー「えぇ。」
ロ「フレッドとジョージが”伸び耳”を発明したんだ。なかなか役に立つぜ」
何それ
モリーさんがまた怒るんじゃ＿
ロ「ママが見つけてカンカンになって、最近は使うのを辞めざるを得なくなった。ママが耳をゴミ箱に捨てちゃうもんだから。だけど、ママにバレるまでは、かなり利用したぜ。騎士団が、面の割れてる”死喰い人”を追ってることだけはわかってる。つまり、様子を探ってるってことさ。」
最近お父様やお母様がよく出かけると思ってたけど、そーゆー事だったんだ。
ハ「それじゃ、君たちはここで何してたんだい？会議に入れないなら。忙しいって言ってたろう？」
ハー「この家を除染してたの。何年も空家だったから、色んなものが巣食っているのよ。厨房は何とか綺麗にしたし、寝室もだいたいすんだわ。それから客間に取りかかるのが明日＿あぁーっ！！」
ハーマイオニーの大きな声に私の身体が大きくビクついた。
し、心臓が…
胸を押えてハーマイオニーが見る方を見れば、そこに居たのは問題児の双子とお兄様。
いつの間に？
ハー「いい加減にそれやめて！」
ハーマイオニーが諦め声で言った。
ジョ「やあ、ハリー、マユ。君らの甘ーい声が聞こえたように思ったんでね」
『またふざけて…』
フ「怒ったりしたい時はそんなふうに抑えちゃだめだよ、マユ。全部吐いっちまえ」
アラ「俺の妹に変なこと吹き込むのはやめてくれ」
『そういえば姿あらわしのテストに受かってたんだっけ、三人とも』
フ「優等でさ」
『流石だね』
ジョ「ご褒美くれてもいいんだぜ？」
アラ「ジョージ？」
お兄様が睨むと肩を竦めてジョージは私から離れた。
フ「とにかく、ハリー、君の声が受信を妨げてるんだ。伸び耳のね。」
フレッドの手に持つ紐の先が踊り場に伸びているのが見える。
これが伸び耳？
ジョ「下で何してるのか、聞こうとしてたんだ」
ロ「気をつけた方がいいぜ。ママがまたこれを見つけたら…」
フ「その危険を冒す価値ありだ。今重要会議をしてる。」
重要会議…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
