Story 69＊みなさんMerry X'mas♡ ページ24
＊
『…ねぇ、ハリーどうしたの？』
次の日の朝、談話室の空気は最悪だった。
折角入ってきた一年生が脅えている。
どうもハリーとシェーマスに何かがあったようだ。
ロ「実は…」
『はっ…なるほど？』
日刊予言者新聞を読んでれば、ハリーを変人だと思っても仕方ないけど…それを本人に言うのはねぇ…
ハー「あんなデタラメ新聞を信じるなんて…！」
ハーマイオニーは怒り心頭のようで、冷静じゃない。
『…はぁ。ねぇ、二人とも。』
ハーマイオニーを制止して険悪な雰囲気を醸し出す二人の元へ。
シェ「なんだよ。マユもママのことをバカにするのか！？」
『煩いな。』
シェ「えっ…？」
『別にシェーマスのお母様がどう言おうが、思おうが私はどうでもいい。日刊予言者新聞”でしか”情報を得ることが出来ないんだもん。五年間”も”一緒に生活してきたその友達を信用することが出来ないのは仕方ないよ。』
シェーマスは私を見て口をパクパクしている。
周りが静まりかえった。
あー、私言い過ぎ？
でもさ、自分の大切な友達が悪く言われるのは、誰だって嫌でしょ？
『勝手に決めつけて思い込むのはそっちの勝手だけど、それを本人に言う必要はあるの？ハリーを変人呼ばわりする前に、自分の行動を改めた方がいいよ。自分の行動が正しいと声を大にして言えるようになってからハリーを変人扱いしなよ。後、寮の空気を悪くしないで。一年生が怖がってる。これはハリーも。いい？正直迷惑。』
「「ご、ごめんなさい…」」
ハリーとシェーマスが口を揃えて謝ってきたので、私はにこりと微笑んだ。
これ以上言うことは無い。
ロ「マユ怖いよ…」
『自分の友達が悪く言われて傷ついてる所なんか見たくないの。』
ハー「ふふっ…流石マユね」
『ハーマイオニーに言わせたら怒鳴りそうだったし』
それは否定できないとでも言うようにハーマイオニーは苦笑した。
魔法省が本当の情報を公開しないから、みんな自分の身を守る準備が出来ない。
ずっと平和な世の中なんてあるわけが無い。
なんのために闇祓いがいるのか、なんのためにアズカバンがあるのか
平和な世の中に慣れてしまった私たちは、考えることを放棄してる。
アンブリッジが来たってことは…
『ほんと、最悪。』
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
