同居9 ページ10
｢あれ、醤油きれてる……あ！？油も！？嘘でしょ…醤油、半分くらいあったのに…｣
｢……｣
｢あれっ、何その顔。何その顔。もしかして使った？？？｣
焦凍を見れば、スッと目を逸らされる。
そういえば昨日、何かを作ると言って台所に行っていたのを思い出す。確か、私が部屋に戻る前。
そこに直れ、と私の足元を指さす。
多分、私の後ろにはごごごごご、と効果音の付くようなオーラが漂っているはず。
焦凍が大人しくスッと私の前に正座した。
｢……こぼした。油は昨日みたら少ししか入ってなくて使い切ったが…悪かった｣
｢早く言ってよ！隠そうとしないの！｣
しゅん、と幼い子供のように縮こまった焦凍。
か、かわいいいいっ。
今はそんな事を思っている暇などないのたが、私の前で頭があがらない焦凍を見るとなぜか心が安らぐ。
ごめん。ごめんよ焦凍。
いじめた私が悪かったっ。
悪かった、ともう1度言う。
私が立っているため必然的に上目遣いになる焦凍に私は
鼻血を出した。
｢A！？｣
｢……は、反則ぅ｣
話を聞けば落とした後に足に直撃して打撲し、私に怒られると思い急いで吹いたらしい。キッチンで。
まぁいい。幸いにも醤油は近所の人からタダで頂いたものだ。
買ってくる、と財布を持って立ち上がった焦凍を引き止めて私も財布を持った。
｢私も行くよ｣
焦凍1人じゃ、何持ってくるかわからない。
少し、焦凍が嬉しそうな顔をしたのは私の目に佐々木フィルターがかかっていたと思っておこう。
*
ついた。
二人で歩いて約15分。
ついた先はドンキ。ドンキ〇ホーテ。
安い、近い。多い。
貧乏人にぴったりのこの店はセレブには夢のまた夢の場所だろう。セレブめ。くそっ。
くるの、二回目だ、と来たことがある様子の焦凍。
買い物かごを持って自動ドアに招かれて行った。
数々の品にひっそりと目を輝かせてそわそわしていたのは言うまで間もないが、私は二人で買い物に来たことを後悔することになるのはこのあと約5分後。
｢お、佐々木と轟じゃねぇか！なんで2人で買い物？｣
｢か、上なっ……！？！？｣
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海月水面(プロフ) - エンデヴァーの親バカが好きすぎるwww (2018年9月20日 12時) (
レス) id: 1c5e807086 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ものちゃんさん» ありがとうございますっ！同居したらきっと可愛い轟くんまんさいですよね！！！！ (2017年8月11日 10時) (レス) id: e7a720d445 (このIDを非表示/違反報告)
ものちゃん - わ、わ、好きです…！私も轟くんと同居したい！！ (2017年8月11日 9時) (レス) id: 656294d554 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - あみゅうさん» 閲覧ありがとうございました！私もいやっほおおおおぁぃい！って感じです！ (2017年7月26日 8時) (レス) id: e7a720d445 (このIDを非表示/違反報告)
あみゅう - うきゃーーーーー！！！ってなりましたー！ (2017年7月25日 8時) (レス) id: 78cc264e0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2017年6月9日 20時
