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第14話 ページ14

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Mahiro side





今日の放課後は
いつもより楽しくて、特別だった。
隣には公園で はしゃいでる子供を
優しい目で見守っているAがいる。








「ねぇ、真宙君。」






Aは急にベンチから
立ち上がったと思うと、俺の方に
勢いよく顔を向けてきた。








『ん?どうした?』








俺が聞くとAは
無邪気で可愛い笑顔を見せ、
“ あの子達と遊んでくる! ”
と言い残し、スカートをヒラヒラ
させながら遊具の方へと走っていった。








距離的にベンチから遊具のあるところは
そう遠くないけど、疲れたのか
途中で止まってこっちに手を振り、
両手をクロスさせ、バツを表して
また走っていった。








ベンチに座りながら
Aを見てると子供ともう
打ち解けていて、子供はAと
手を繋いで鬼ごっこをしていた。
“ きゃー! ”と言いながら走るAは
普段見ないから凄く新鮮だった。






そう思いながらAを見ていると









「真宙君!真宙君もおいでよー。
楽しいよ!」








そう言って子供達と一緒に手を
振るAを見て、無視は出来ないから
俺もベンチから立って、
A達の方へ歩いた。

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作者名:いっけー | 作成日時:2016年11月18日 21時

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