第25話 ページ26
昼休みin娯楽室
〜陸side〜
あーやばい。緊張するわ
A「失礼します」
娯楽室ヒーターあるのにこんな寒いっけ?!
陸「ごめんね、呼び出しちゃったりして」
A「何ですか?」
陸「ごめん!」
俺は深々と頭を下げた
A「何がですか?」
思ってる事を全部言おう!
陸「俺、Aの気持ち何も考えてなくて、冗談半分でからかったりして悪かった。」
A「もういいですよ、それは」
陸「俺さ、クリスマスお前とどっか行きたいんだよね。」
A「私もです」
陸「また前みたいに戻りたいって言うのは俺のワガママかもしれない。だけど本気でそう思ってるから」
A「私もです」
陸「許してくれとは言わないから前みたいに笑い合いたいんだ」
A「じゃあ先輩。私のワガママもきいてください」
陸「なに?」
A「先輩の事ずっと好きでいさせてください」
陸「⋯は?」
A「なんですか」
陸「そんなんでいいの?」
A「そんなんってなんですか!てか他に思い浮かばなくて⋯」
陸「いや、何かもっと こう⋯あるでしょ」
A「例えば?」
陸「壁ドンしてくださいとかブレザー貸してくださいとかなかったわけ?」
A「いや、いらないです!」
陸「あっ、そうですか(笑)」
A「嫌いとかじゃなくて付き合ったらしたいんです!」
陸「がんばって、おバカさん(笑)」
A「うるさいですよ!」
陸「ごめんね〜(笑)」
A「許します!!」
陸「さすがだわ〜(笑)」
娯楽室の中に今までの2人の笑い声が響いた
A「陸先輩!大好きです」
陸「どうも」
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アイスコーヒー(プロフ) - めっちゃキュンキュンしましたまたいっけーさんの作品読みたいです (2017年12月3日 9時) (レス) id: df255f4e4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月6日 21時