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第17話 ページ19

〜波留side〜

Aがいない。

めっちゃ暇。夏樹もなんか暇そうだし



美森「あ!A!どこ行ってたの?」



A「タクトと屋上にいた!」



はぁ?!タクト?!



波留「だめ。お前は俺についてろ」



A「なんでよー!」



夏樹「波留が嫌なら俺でいいじゃん」



そして夏樹はAのアゴに手を

添えて、頭を上にあげる。

俗に言う『 顎クイ 』と言うやつだ

俺も負けじと肩に手をまわす。

もうAは俺らにされるがままで



美森「ほら!A困ってる!
やめてあげなよ!」



夏樹「ごめんな(ポン」



あんな優しい顔をする夏樹は

久しぶりだった。



波留「なぁ、A〜。
Aって好きな人いないの?」




A「ん?いるよ〜」


だよな〜いないよな〜⋯








って え?!いるの?!

誰だよ!陸?タクト?夏樹?俺?



波留「え?!誰?」



A「秘密ー(笑)」



波留「教えろや オイオイオイ」



A「うるさい(笑)」



波留「教えてよー!!!」



A「波留は?波留はいないの?」



波留「えー?俺?お前ー(笑)」



まだ本気で言えなくて笑いながら

冗談っぽく言うのが精一杯だった



A「はー?冗談やめてよー(笑)」


そんなに頬を赤くされたら

期待しちゃうじゃん。俺の前でしか

そんな顔見せないでよ



A「夏樹?元気なくない?どうした?」



夏樹「あぁ、考え事。
そうだA昼 娯楽室来い。
相談に乗って欲しい」



A「?わかったよ!」



嫌な予感しかしない。

夏樹 絶対Aに告るよね

お願い神様。付き合わないでください

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作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月5日 22時

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