１９にゃん ページ21
***
菅原「こんなもんで大丈夫か？」
「はい！思った以上に買えたので満足です！」
菅原「良かった！んじゃ帰るか！」
「あ、スガさん待って！」
菅原「ん？」
私は両手の荷物を片手に集めた。
「迷子予防策です！」
菅原「あ！そうだったな！」
スガさんも片手を空けて私と手を繋いでくれる
菅原「よーし！出発ー」
「うぇーい！」
▶▶▶
菅原「あちゃー結構暗いな」
「…」
菅原「大丈夫か？」
「へっ…あ、ちょっと…怖いです」
菅原「大丈夫大丈夫！俺がついてるから」
「はい」
菅原「よし」
スガさんの手をぎゅっと握る
夜道は猫だった頃よりも今の方がかなり怖い
「スガさん、暗くても道分かるんですか？」
菅原「うん、大体。ここ頻繁に通ってるからさ」
「そっか…さすがスガさん！」
菅原「だろ？にひ」
「ふふっ」
菅原「そういやさ」
「はい？」
菅原「影山に何かされてたべ？」
「っ！」
菅原「あぁ、答えたくないなら答えなくて良いよ。ただそうなのかなーって思って」
「…スガさんも、あぁゆうことする人なの？」
菅原「えっ？」
「研磨くんに言われたんです。覚悟してねって。でも、スガさんだけ他と違う気がして…」
菅原「なんでそう思った？」
「及川さんの時も、私が影山くんにされそうな時、タイミング良く止めてくれたからです」
菅原「あーね、あれね。」
「私の事も見捨てないで助けてくれたから、やっぱりスガさんはっ…んっ！」
菅原「…うるせ」
「んっ…ん！」
スガさんに突然頭を押さえられてキスされる。
なんでなの？
「っ…スガさん…」
菅原「俺はお前が思ってる良い人じゃ無いから。ただ単にそうしただけだし」
「え…」
菅原「お前を2人から助けたのも気にして見てたから。命を助けたのは…まぁ、日頃からそういう奴らの世話とかしてたから。」
「そ…なの…」
菅原「でもお前のコト嫌いじゃない。楽しいのもホントだし、本心で言ってることもあるから」
「はい」
菅原「ただその…あんまり俺のこと信用しない方が良い。かな」
「でも…」
菅原「な？頼む。俺、お前のコト傷つけたくないからさ…」
「スガさん…！」
菅原「さー！帰ろ帰ろ！！」
「あっ、ちょっと！」
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梟 - メッチャイイです！！続きが気になります。 (2017年2月18日 18時) (
レス) id: f66e7e3250 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃ - いや〜、夢主ちゃん可愛いですね！すごく先が気になります！頑張って下さい! (2016年9月18日 15時) (レス) id: 8e070654bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年6月5日 19時
