11にゃん ページ13
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菅原「んーっ、居ないなぁ」
及川「どっかの誰かさんがバカだからだね!」
影山「…反省してますってば…」
赤葦「外に出てなければ良いけど…」
研磨「ねぇ…みんな…」
菅原「あ!研磨!ご飯まだだぞ?」
及川「珍しいね?下がってくるの」
研磨「いや、そうじゃなくて…」
赤葦「何かあったの?」
研磨「うん。…ちょっとみんな座ってて」
影山「?」
研磨くんはリビングのソファや長座布団の上にみんなを座らせてるっぽい。
及川「こんな事してる場合じゃないんだけど」
研磨「…A」
影山「!!いたんですか!?」
研磨「落ち着いて…それも含めて説明する」
菅原「なんで研磨がAのコト知ってんだ?」
赤葦「…」
研磨「…A。コッチにおいで…」
「えぅっ…はい…」
研磨くんからのお呼びがかかったので気を引き締めながらみんなの所に出た。
全員―研磨「「「!?!?」」」
研磨「まずは自己紹介…できる?」
「うん。えと…この度は拾っていただきありがとうございます。私は加藤Aと言います」
及川「ちょっと待って…!?」
赤葦「拾っていただきってまさか…」
菅原「え、A!?」
影山「!!」
「はい…先程まで猫の姿で皆さんと親しんでいたのが私です…」
及川「そんな事ってある!?」
赤葦「信じらんない…」
菅原「Aって何者なの!」
影山「嘘…」
「私も実はよくわからなくて、本来は普通の人間だったんですが… 」
研磨「突然猫になったんだってさ」
及川「呪い?」
赤葦「及川さん物騒です」
菅原「えー!こんな可愛い子だったんだー!」
影山「…」
「研磨くん…どうしよう…」
研磨「良いよ、俺が説明する」
その後研磨くんに私についての事情を説明してもらった。
みんなも真剣な顔で話を聞いてくれて、とても助かった。
及川「そーゆーことなら及川さんがちゃーんと面倒見てあげるから☆」
赤葦「及川さん信頼できません」
菅原「そっかそっか。良かったな影山、居なくなんなくて!」
影山「はい」
「あの!」
影山「!?」
「さっきは驚かせてごめんなさい。逃げるつもりじゃ無かったんだけど…」
影山「いや、コッチこそすいません…」
「じゃあ、仲直り!」
影山「うす!」
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梟 - メッチャイイです!!続きが気になります。 (2017年2月18日 18時) (レス) id: f66e7e3250 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃ - いや〜、夢主ちゃん可愛いですね!すごく先が気になります!頑張って下さい! (2016年9月18日 15時) (レス) id: 8e070654bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ | 作成日時:2016年6月5日 19時