１０にゃん ページ12
***
研磨「じゃあそろそろ…下行こっか…」
「大丈夫かな…」
研磨「何とかなる。…あ、1つ注意…」
「？」
研磨「Aさ、なんで俺らがここに居るか分かる？」
「…仲が良いから？」
研磨「違う」
「あ、親が仲良いから！」
研磨「違う」
「…分かんない」
研磨「…じゃあ正解ね…」
研磨くんが私をじっと見つめ始めた。
「研磨くん…？」
研磨「俺達がここに居る理由…それは…」
「それは？」
研磨「こういうこと」
「へっ…んっ！！」
研磨くんが私に近づき、肩を引き寄せ唇を奪ってきた。
「ん…っ！」
研磨「俺達さ…学校でも凄く女に飢えてる奴らばっかなの…だから、隔離的な感じでここに住まわされてるの…」
「え…」
研磨「分かるよね？…そんな中にAが入っちゃったって事は…」
「っ…」
研磨「覚悟はしときなよ…？俺はまだしも…他は手加減するかどうか…」
「そ…うなんだ…」
研磨「でも、普段はみんな良い奴だから…誤解はしないでよ…」
「うん…」
研磨「上手くやっていくかどうかは、A次第…」
「分かった…ありがとう研磨くん」
研磨「ありがとう言われる覚えはないけど…」
「今のキスは…服のお礼って事にする！ありがとうは、教えてくれたから…」
研磨「！…ふふっ、どうしよう…」
「？」
研磨「俺Aのコト…気に入っちゃった」
「え？と…ありがとう？」
研磨「ふふっ…」
***
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梟 - メッチャイイです！！続きが気になります。 (2017年2月18日 18時) (
レス) id: f66e7e3250 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃ - いや〜、夢主ちゃん可愛いですね！すごく先が気になります！頑張って下さい! (2016年9月18日 15時) (レス) id: 8e070654bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ロキ
| 作成日時：2016年6月5日 19時
