瞳にうつるもの２

お昼 ページ37

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やっと長かった授業が終わってお昼





いつもみたいに遥香とご飯食べようと思って席見たらカバンがない








A「休み...か」



ちょっと残念





一人で屋上まで行こう




そう思ったとき





「A！」


「Aちゃん！」




振り向くとそこには太輔と裕太くん




太「今日遅刻したんだって？」


A「なんで知ってるの？！」



4組の太輔がどうして1組の私のことを知ってるの？



玉「みんな知ってるよ！」


A「なんでよ？！」





すると...






み「なんか広まっちゃったみたいだね笑」


A「はい？」


み「俺の友達に、お前が珍しく遅刻したって言ったら、そいつが広めたみたい」


A「マジで最悪」


み「ごめん！！これは俺が悪いよな。謝る」



ちゃんと謝るみつがなんだか気持ち悪くて


そのまま立ち去ろうとしたら









みつが私の腕を掴んで





み「最後まで聞けよ」






そう言った






み「わりぃな。今日はコイツと飯食うから」




また腕を引っ張り屋上に来た




A「なんでみんなと食べないの？」


み「昨日俺が言ったこと、覚えてないの？」





なんのことかさっぱりわかってないよ




み「ったく。ごめんな？傷つけたよな」


A「なんで謝るの？」


み「毎日一緒だねって言っちゃったから」








思い出したら顔が赤くなっちゃう///




み「やっぱAのこと守るのは俺だと思うんだ。だから毎日でも一緒じゃないとまた傷つけちゃうような気がして...俺たちなんか似てるしさ」








本気で言ってる？









彼女いるのになんでそんなことが言えちゃうの...









A「もう...傷つけないでよ...」







彼女がいるのにこんなこと言えちゃうみつにムカついて、苦しくて、









屋上を飛び出した...

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