瞳にうつるもの

憂鬱な日々2 -F side- ページ24

A「私だって...そうしたかった」




意外な言葉が返ってきた




A「だけど彼女がいる人の事を好きになったまま元に戻るなんて出来なかったの」




太「たとえ別れてたとしても？」



A「うん。だって私のせいで別れてるからそんなのプライドが許さない」






プライド...か



香織「私も...悪かったよ、ごめんなさい」






太「...また...戻れるのかな？」









A「きっと戻れるよ、時間はかかっても」








沈黙が続く...









A「だけど香織ちゃんはまだ許せない」



香織「私も、あなたが憎いよ今でも」









2人「だけど！！」





太「？！」




A「普通でいたい、今みたいに」





香織「だよね、そうする」







太「俺も...普通でいたいな」




A「うん！」





やっぱスゲーなAは。







話し合って正解だった。


ありがとう、二人とも。






太「じゃあ、改めてよろしく」






2人「よろしくね！！」







俺らは笑顔でそれぞれ教室に戻った

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