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気持ち -F side- ページ19
Aの前で
あいつに別れようなんて言っちゃった。
だけどはっきりした
やっぱり俺はAが好きだって...
気づいたときには電話をかけていた
A《もしもし？》
太「あ、A、俺」
A《どうしたの？電話なんて珍しいじゃん》
太「うん。今大丈夫？？」
A《平気だよ》
Aの優しい声に引かれるよな、やっぱ
「さっきはごめんな、俺のせいで」
A《ううん。私もちゃんと言えばよかったよね》
太「俺さ本気だから、この前言ったこと」
A《......》
太「好きだよ」
A《...ごめんなさい》
太「え？」
A《もう...傷つきたくないの》
太「俺は傷つけたりなんかしない、守る絶対に」
俺が守ってみせる...
A《その気持ちは凄く嬉しい。ありがとう》
太「じゃあどうしてこのまえh...」
A《あれが本当の気持ちだよ、だけどね》
なんだよ...
A《もう後戻りは出来ないから...ごめんね》
プツッ...
電話が切れた
後戻りってなんだよ
「ああ、終わったんだな俺」
冷たい風が吹いたようだった...
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作者名：翔香 | 作成日時：2014年7月21日 2時
