現実逃避 ページ12
遥香「どうしたの?」
A「なんでもない...!!」
私は屋上へ走って行った
後ろから声が聞こえた気がするけど...
ーーーーーーーー屋上
A「...ーーーーなんでよ...なんで私が苦しまなきゃいけないよの...」
涙が溢れてくる...止まらない...
「A...」
名前を呼ばれると視界が真っ暗になった
A「...クス...えっ...クス」
温かいな...
「ごめん...な?」
この声は...
A「たっ...太輔...??」
なんだろう、この複雑な気持ち
私は太輔のこと...どう思ってるの?
顔を上げようとした時
太「少しだけこのままでいさせて...」
え?なんで?
どうしてこんなこと言うの?
勘違いしちゃうじゃん
やめてよ、太輔...
その時、視線を感じた
だけど...
なんだかいつもと違うの...
私に向いてるってよりも
太輔の方を向いてるかんじ
なんだろう...怖い...
ギュッって太輔の服を握りしめた...
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作者名:翔香 | 作成日時:2014年7月21日 2時