受け：獣耳 ページ1
【みよさく/ふくおだ/たざかみ/じつはた】
《佐久間side》
頭と尻に異常な違和感を感じて目が覚めた。
仰向けに寝ていると、尾骶骨の当たりが妙にむずむずする。
何だと思ってそこに手を伸ばす。と、
＿＿もふっ
「……もふっ？」
なんだ、尻尾か。
ん？
しっぽ……尻尾？
「＿＿尻尾ぉ！？」
ということは必然的に頭のこれは……
「耳……しかもこれは、俺の記憶が正しければ、柴犬……の、黒」
洗面所の鏡を見て絶望する。
何が悲しくて耳が４つもなければいけないのだ。時刻は現在朝の３時。
食堂に福本がいるかもしれないが、それ以外は寝ているだろう。
他の面々も俺が起きた事には気づいただろう。でもそれだけだ。
特に三好に見られる前にどうにかしてこれを元に戻さなければ……。
「……佐久間さん？」
総毛立った。振り返りながら声の主を断定する。
＿＿大丈夫だ。三好じゃない。
「それ……佐久間さんも、ですか」
「も？＿＿波多野も、なのか」
「ええ、三毛猫です。にしても何でこうなったんだか。
この後たっぷり神永と話さなくてはいけないみたいです」
機関員特有の笑みを浮かべながらも、
波多野は全く笑っていなかった。目が据わっている。
「佐久間さん、波多野も。なんでこんな早い時間に……まさか」
「そのまさかだ」
「小田切は何になった？」
「シベリアンハスキー」
「「おお……」」
「なんだその反応……」
でも、この３人だけだと、その他を相手にしたときの分が悪すぎるような気が……
「あれ！？３人もいる！！もしかして何か生えたの？例えば……これみたいな」
「「「！？」」」
神永の頭部には狐の耳がついていた。
そして、こいつも、ということは。
「この薬を作ったのは、貴様ではない、のか……？」
「いや、作ったのは俺。でもいつの間にか隠し場所から消えてて、
それでおかしいなーって思ってた矢先のこれだよ……誰だよ飲ませた奴……」
「「「とりあえず一回投げていいか？」」」
「え、ちょっまっ、てかこれ俺に拒否権」
「「「ねーよ」」」
受け身もとらせず三連続でぶん投げる。
「で、残りのやつらが来る前にこれをどうにかしないと……」
そして通常の起床時間まで、この現状を把握するための実験を続けた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
甘利は傍観者ポジ
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梅酒（未成年）(プロフ) - minori♪さん» 適度に滲み出る人間らしさがまた素晴らしいですよね。公式さんもショタ出してますしね！！乗っかる以外の選択肢を見つけられませんでした (2016年9月17日 20時) (
レス) id: 402f3ade7c (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - ショタも可愛いのに...、小田切 恐るべし。 (2016年9月17日 20時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
梅酒（未成年）(プロフ) - レンさん» 小田切の汎用性の高い可愛さには私も常々癒されています。今日のテストの直前にも小田切を思い浮かべてモチベーションを上げました。一日最低五小田切。 甘利さん……敵が多いですね(笑) (2016年9月17日 20時) (レス) id: 402f3ade7c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 梅酒（未成年）さん» あまおだがヤバイ。小田切可愛い。…だがしかし!!オイコラ甘利貴様、小田切が可愛いのは認めるが小田切は私の嫁だぁぁぁあああああ(`･д･´)やらんぞゴルァァア”ア” (2016年9月16日 22時) (レス) id: 981d585dc9 (このIDを非表示/違反報告)
梅酒（未成年）(プロフ) - レンさん» ちょっとｐｉｘｉｖに神作者様がいらっしゃいまして……(笑) ……思い付きました！！あの二人をイチャつかせてやりましょう (2016年9月16日 15時) (レス) id: 402f3ade7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅酒（未成年） | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/umeshu/
作成日時：2016年8月21日 11時
