51話(no side) ページ2
「よォーし 組み終わったな!!?準備はいいかなんて聞かねえぞ!!」
「いくぜ!!残虐バトルロワイヤル カウントダウン!!」
「3!!!」
「狙いは…」
「2!!」
「一つ」
「1…！」
「START！」
その合図を聞くや否や、2組の騎馬が彼の騎馬に向かっていく。
「実質
「はっはっは!!緑谷くんいっただくよーーー!!」
その1000万の持ち主の彼は少々イラついている様子だ。矢張り、“緑谷”として扱われるのは嫌いなのだろう。
ここまで緑谷として生きていく選択をしたのは彼、“A”なのに。
「沈められる 2人とも顔避けて」
「飛んだ!?サポート科のか！追ぇえ!!」
個性がバレている事、しようとした事が読まれている事を誰も気にしないのはまだヒーローでもないからだろうか。
その後も原作に近い形で彼らの騎馬は逃げ回り続け、轟の騎馬と対面する所まで来た。
「
「時間はあと半分 逃げで勝つ」
「…気を付けるのは轟の騎馬1組だけでいい」
そう、3人にだけ聞こえるように言った彼を不審に思わない彼女等は、轟の騎馬が強いからと言う考えからなのだろうか。
BZZZZ
無差別放電で動きを止め凍らせ、他の騎馬を動けなくさせた轟。
彼はこの後どう動くのだろうか。
「常闇、上鳴の放電を防ぐ事を最優先」
「常に距離をとって 左側に」
彼は知っているから、つまらないのかもしれない。
「残り時間約1分!!轟 フィールドをサシに仕様し…そしてあっちゅー間に1000万奪取!!!」
「とか思ってたよ5分前までは!!」
「緑谷なんと この狭い空間を5分間逃げ切っている!!」
「…そろそろか」
「緑谷？」
そう呟いた彼に『何がだ』と言うように常闇が返したが、彼は答えない。
「皆 残り1分弱…
「飯田？」
「しっかり掴まっていろ」
「
「トルクオーバー！レシプロバースト」
「……残念 僕じゃなかったら取れてたのに」
彼は原作と違い、1000万を取られなかった。来るとわかっているのだから防げただけなのだろうが。
「なーーー!!?何が起きた!!?速っ速ーーーー!!」
「いやでも取られなかった緑谷もやべーーー！」
「なっ…緑谷くん、君はここまで予想していたのか…!?」
防がれた事に驚きが隠せない様子の飯田に対し、彼は
感情の籠ってない笑顔を見せた。
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卯月(プロフ) - 今日とんでもなくヒット数伸びててビックリなんですけどなんで… (8月27日 23時) (
レス) id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - まるめんさん» ありがとうございます！やりたいように書いていきますね！！ (8月27日 23時) (レス) id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
まるめん - とても面白いです！これからも無理のないように更新頑張ってください！ (8月27日 19時) (レス) @page42 id: 17d5d6def1 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - 魔水さん» そう言って貰えて大変嬉しいです。自分の気持ちの整理が付くか問題が解決すればちゃんと更新致しますので、のんびり気長に待っていただければ幸いです。 (2022年7月14日 20時) (レス) id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - あゆみ(´・ω・)さん» コメント励みになります。問題がちゃんと解決すればちゃんと更新しますので気長にお待ちください...！ (2022年7月14日 20時) (レス) @page16 id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月 | 作成日時：2021年11月7日 17時
