7話 ページ7
あの後ヘドロヴィランはヒーローたちに回収された。
めっちゃ怒られた。いや、でも正直なことを言おう。個性の相性がとかそういうことを言う前にヒーローとして一般人を見捨てていたことに変わりはないだろ。まぁ、怒られている時も聞いているふりなだけだが。
爆豪を褒めるのはわかるが、この場でサイドキックにって誘うの意味がわからない。まず心身のサポートから入れ。
ヒーローが職業になった時点でお察しという感じなのか。呆れる。これは僕が夢見すぎなのだろうか？
「デク!!!」
あー、こんなのもあったな。爆豪がなんか言ってる。確かにタフネスだ。
「クソナードが!!」とのこと。ごめん、爆豪。ちゃんと聞いてなかったからわからん。
「私が来た!!」
「ぅわ…っ」
ビックリした。こんなすぐ来るのか。
「何でここに？取材陣が…」
「抜けるくらいワケないさ!!何故なら私はオールマゲボォッ!!!」また吐血した。貧血になりそうだな。
「少年。礼と訂正…そして提案をしに来たんだ」
やっと、この時が来た。あと少し…あと少し辛抱したら最悪原作を無視したっていい。個性貰えりゃぶっ壊しがいがある。
「君がいなければ…君の身の上を聞いていなければ。口先だけのニセ筋になるところだった!!ありがとう!!」ニセ筋…偽金？
「いや、そもそも僕が仕事の邪魔したのが悪いですし…無個性なくせに…」原作のように…ちゃんと…ここをミスったら全て終わる。
「そうさ!!」
「あの場誰でもない小心者で“無個性”の君だったから!!!」
「私は動かされた!!」
「トップヒーローの多くが話をこう結ぶ!!」
「『考えるより先に体が動いていた』と!!」
「君もそうだったんだろう!?」
ごめん、ごめんな、オールマイト。考えて、こうなるように動いたんだ。ああ、ああ。記憶がよみがえった時から思っていたが、僕は史上最悪のヴィランになりそうなぐらい思考が歪んでる。楽しそうだけど。
「…うん…」と当たり前のように嘘をつく。
「君はヒーローになれる」
やっと、やっとだ！ここまで我慢したかいがあった！
原作のように言おう。
『架空』は『現実』に
初めにも言ったが
これは僕が原作を最悪にぶち壊すだけの物語だ
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奏多 - 出久成り代わりでここまでウキウキする作品は初めてです！体調に気をつけて、投稿頑張ってください！ (2022年3月23日 19時) (
レス) @page45 id: 0446d00865 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - かほさん» ありがとうございます!!!できるだけ早く更新できるよう頑張ります！ (2021年10月30日 1時) (レス) id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - この作品好きです！成り代わりの小説の中で一番好きです！更新頑張って下さい！ (2021年10月29日 23時) (レス) @page42 id: 325c7d0f3b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - はい！楽しみにしてます！好きです！ (2021年10月25日 7時) (レス) @page30 id: bff8d73ccb (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - ほたるさん» これからもさらに狂っていく予定なので宜しくお願いします!!!コメント超嬉しいので気軽にしてください！私は昼も寝ます!! (2021年10月24日 22時) (レス) id: 5e92389945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月 | 作成日時：2021年10月12日 17時
