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緑 side
赤「のんちゃんがおったらぼくいらないでしょ?」
.
櫂は小さいなりに
色んなことを考えてた、耳を塞ぎたくなるような
話ばっかり
だからこそ櫂を幸せにしてやりたいと強く感じた
.
幸せにしてやりたい
もっと甘やかしてやりたい
櫂をもっと自由にしてやりたい
そう願いながら眠りにつく櫂を俺は優しく頭を撫でた
櫂いらない子なんかじゃない
そう思わせた中間淳太が憎い、母親が憎い
とにかく憎かった
こんなにもええ子がなんでこんなんになるまで
追い詰めたんや
でももう行動にしてしまった俺は
取り返しのつかないことをやってしまったんやと
後悔がどんどん襲いかかってくる
でも櫂を見てない振りなどできなかった
可愛ええ笑顔に
純粋な心に
誰にでも何歳経っても甘えというものは必要やと感じた
.
.
.
緑「明日から櫂いらない子と感じさせない
そんな暮らしを
俺が見せたるからな...っ、泣」
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2021年3月3日 1時