孤独のヒーロー (ページ15)

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15話ページ15

轟said

俺は少し驚いた

あの戦いを見て尚戦いを挑んでくるとは思っても見なかったからだ

だがそれだけの事クソ親父の個性を完全否定する為だと思えば所詮踏み台にしかない女だ

入試試験では何度も驚かされたがもう負けない

10分後

オールマイト『ではこれより最後の戦闘訓練を開始する START』

俺は合図と同時に氷をビル全体に広げあいつの動きを止めた

それから核を探しながら歩いた

見つけた

核と氷で足が動けなくなっている血霧だ

轟「あの時の異性はどうした俺の前の訓練を見て学ばなかったのか？」

称し抜けした

俺は血霧の後ろにある核へと歩いた

血霧を通りこそうとした時

ガハッ

俺は扉の前で倒れていた

何があった

俺の体を見ると床には胃液がベッタリとつき腹には何かに殴られたような凹みがあった

華蓮「まさか自分が今何されたかすらも分からなかったの？」

どういうことだ

オールマイトsaid

轟少年がビル全体を氷結させ血霧少女が行動不能になった時もう勝ちは決まったと誰もが思った

しかし一瞬の速さで血霧少女の攻撃は見えなかったが轟少年が扉まで飛ばされていた

華蓮『まさか自分が今何されたかすらも分からなかったの？』

小型無線機から聞こえたのは子供が新しいおもちゃでも見つけたような声で轟少年に話しかけた血霧少女の声だった

なんて恐ろしい子だ

八百万「敵が油断したところをついた？」

流石八百万少女見事な観察力だ

オールマイト「轟少年が氷結し血霧少女が氷結によって身動きが取れないことを知れば誰だって油断が生じる血霧少女はそこをついた」

上鳴「スゲーでもどんな個性なんだ？」

オールマイト「それはこれから教えてくれるさ」