【東リベ】三ツ谷君の彼女には隠し事があるようです。 ２

４０話 ページ25

no side



三ツ谷が電話にに出ている最中でも話は進む。


ドラ「正直やっちまいたいけど下手に動けねぇな。もし違ったら大事になる」


やるのが手っ取り早い。だが、もし予想している奴らの仕業じゃなかったら？余計と被害は増えるだけ。


マイキー「…」


険しい顔をするマイキー。皆が口を閉じてしまう。
そんな時、電話に出ていた三ツ谷が帰って来た。


ドラ「誰からだ？」

三ツ谷「…わりぃ。急用が出来た。帰るわ」

マイキー「は？」


三ツ谷の言葉にイラつきを見せるマイキー。
いや、マイキーだけではなく、この場にいる皆が怒りの感情を抱いた。


場地「てめぇふざけんなよ」


馬地の言葉にも耳もくれず階段をそそくさと降りる三ツ谷。


場地「んだよアイツ…」


三ツ谷のあの態度を見て怒りもあったが、少し違和感も感じた。あの仲間想いの三ツ谷が…？と。

そんな事もつかの間。

ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…

今度はドラケンの携帯が鳴り響く。
画面を見れば［タケミッチ］とかいてある。


ドラ「タケミッチ、今わりぃんだけど立て込んでんだよ。だからまたこんd〈ドラケン!!!大変なスよ!!!!〉」


あまりにも慌てる様子にただ事ではないのを察知したドラケンはタケミッチの話を聞く。


花垣〈さっきまでAさんと一緒にいたんすけど、しらねぇ奴らに囲まれて…。んでそしたらAさん、拉致られたんすよ!!〉

ドラ「おい、それどういう事だよ」


会話の内容が聞こえたのか、その場にいた全員が目を見開く。


花垣〈俺も後ろから殴られてあんま覚えてないんすけど、三ツ谷君に電話しても出なくて!もしかしたらドラケン君達といるかと思って…!!〉

ドラ「タケミッチ、何でもいいから何か思い出せ!ホントに知らねぇ奴らだったのか!？」

花垣〈…!たしか、ホント気絶する寸前だったたんすけど、１人だけ!１人だけいました!〉

ドラ「どんな奴だった!？」

花垣〈死の悪魔の総長、多丈(ﾀﾀﾞｹ)がいました!〉

ドラ「タケミッチ今どこにいる!？」

花垣〈Aさんが通ってる学校近くの公園ッス!〉

ドラ「今そっちに向かうから待っとけ!!」

花垣〈了解っす!〉


ﾌﾞﾁｯ…ﾂｰ…ﾂｰ…


その時皆の予想が確信に変わった。
今までの被害が死の悪魔によるもの。そして___


ドラケン「今度のターゲットは…三ツ谷だ!!!!」


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ごめんなさい!場地君の漢字が間違ってたので訂正させて頂きました🙇🙇🙇🙇🙇

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