人間の君と喰種の私【文豪ストレイドッグス×東京喰種】

３９話 ページ41

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太「おはよう、レオカさん」






何故だ！


何故、私の部屋がわかる！


あ、思い出した


太宰さんは此処に住んでたんだぁ！






『お、おはようございます』



太「あがっても構わないかい？」



『別にいいですよ』



太「お邪魔するね」






太宰さんは結構、躊躇なく入ってきた


私はそれを追っかける






『ソファーに座っててください。珈琲はいりますか？』



太「んーじゃあ、よろしく頼むよ」



『分かりました』






さっきの煎りたての珈琲をカップに注ぐ


太宰さんはいつもブラックだったよね


私は珈琲をテーブルに置いた






『突然、どうしました？』



太「なんとなく来てみたかっただけかな！｣ﾆｺｯ



『ｸｽｸｽ…珍しいですね。仕事は大丈夫ですか？国木田さんに怒られますよ』



太「気にすることないよ。いつもの事だからね」






あ、いつもの事なんだw


国木田さんも大変だね






太「ねぇ、レオカさん」



『なんですか？』



太「君の着てるその服さ、寝巻きなの？」



『そうですよ。エリスさんに頂いたんです』ﾆｺｯ



太「エリス嬢からねぇ。それさ、誘ってるの？」



『？』






誘ってる？


え、何が？


太宰さんどうしたの？






太「いや、なんでもない」



『えー気になります！』



太「君にはまだ、早いかな」ﾆｺｯ







ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ







インターホンが鳴った


今日は客が多いな






『ちょっと見てきますね』



太「ｺｸﾝ」






私は玄関へ小走りで向かった

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