風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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縁側

実弥side

宇「…すまなかった」

実「あ？」

急に謝ってきて酔っ払ったのかと思い、顔を見る

すると、宇髄は悲しそうな悔しそうな顔をしていた

宇「Aのこと、傷付けちまった

あいつ本当は遊郭は担当任務じゃなかっただろ

それなのに応援で来てくれて2ヶ月も目を覚まさなくて」


実「あいつは本当に優しいんだ

自分より人の事を考えて動ける

だから一般隊士からも慕われるんだろォ」


宇「はは、そうだな

あいつのおかげで俺の命も助かったわ」

そう言って宇髄は1口酒を飲む


実「お前の分も俺らが頑張ってやる、安心しろ」

宇「こりゃ、派手に頼れる旦那だわ」

実「んだァそれ」


宇「あいつの技すげえ綺麗だよな

てか隊服短くなかったか？」

実「隠の前田とかいうやつの仕業だァ

あいつ断れなくて、戦いやすいとか言って使ってんだ」

宇「はは！あいつらしいじゃねえか！」

宇髄の笑い声と共に

しんみりとした居心地の悪い空気は無くなった

＿＿＿＿＿＿＿＿


宇「まだ言わねえの？」

唐突に言われた

実「何をだァ」

宇「プロポーズだよ

早くしないと取られるぞ、隊士たちみんな狙ってんぞ」

実「…あァ」


宇「いや、まあAがお前から離れるなんて縁のないことだろうな

お前のこと大好きだし、お前だってそうだろ？」

実「そこら辺のヤツらには負けねェくらいなァ」


宇「お熱いねえ本当に」


恋仲の先の関係になりたくない訳では無い

むしろなりたい方だ、ただ俺たちは鬼殺隊

明日があるなんて保証できねェ

あいつをおいて俺がいなくなる、その逆も有り得る



実「おはぎうめェ」

宇「Aの手作りか？」

実「あァ、一つ食べろ」

宇「さんきゅ

おお、こりゃ派手に美味いな」


実「だろォ」


Aが褒められると自分のことかのように嬉しくなり自然と口角が上がった


そこからまた甘味をつまみにしながら酒を飲んだ



＿＿＿＿＿＿＿＿


どうも、作者です


テストが終わったら次は生徒会の仕事が沢山

今日の分はすぐ終わったのでもう寝ます()


これからどんどん増えてくらしい(白目)



これからも風柱の彼女さんをよろしくお願いします！

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