風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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『お、お母さん…お父さん…？

起きて、？』

身体の一部がもう食べられていて見てられないほどだった


「お前の親かァ？」

『…あなたは？』

実「俺は鬼殺隊、不死川実弥だァ」

『私は…っ

日向A』


その人の優しい声に安心してまた泣き崩れてしまった


実「お前、俺と来るかァ？

ひとりじゃ寂しいだろォ」

『でも、迷惑じゃないですか？』

実「気にすんなァ

…ほっとけねェんだよ、お前のこと」



その言葉に甘えてお母さん、お父さんを土に埋めて実弥の後に着いて行った


泣き疲れたのと夜だったこともあり眠ってしまい、おぶってもらった


気がついたら実弥の屋敷だった



実「今日からお前の家はここだァ

遠慮すんなよ」

『すごい広い…』


この頃は鍛錬はしてなかったので、洗濯、掃除、ご飯を作ると家事をしていた



実弥と住むようになって半年

鬼殺隊のことを詳しく聞いて私もなりたいと実弥に頼み込んだ


『…昔からの夢なの、誰かの役に立つってことが

鬼殺隊は危ないってこともわかってるし

実弥が反対するのもわかる


でも、実弥だけにそんな危ないことさせたくない』


実「わかったよ、じゃあ明日から俺が稽古つけてやる」


そこから毎日鍛錬をした

その時の柱だった人達にも沢山手合わせや稽古をしてもらった




そして今の私がいる



＿＿＿＿＿＿＿


『こんな感じ。私の両親は鬼に殺された

実弥が助けてくれなかったら私ももうこの世にいなかったよ』

炭「あの人Aの命の恩人なんだな」

『うん』



善「恋仲になった時の話は！？」




『んー、それは内緒！

今日はもう遅いからまた今度話してあげる

伊之助くんも眠そうだしね』


善「いや、こいつもう寝てね？」



…伊之助くん寝顔綺麗すぎる





実弥はいまも昔も本当に大切な人だ



任務が終わったらおはぎ買って帰ろう


実弥のことを考えながら目を瞑り眠った

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